松屋のシュクメルリが「テイクアウトのほうが美味しい理由」を食のプロに聞いた

おいしい牛めしの人気チェーン店『松屋』が、ジョージアの名物料理『シュクメルリ』を販売し、多くの人たちが歓喜している。それもそのはず、ニンニクの存在感をしっかりと感じつつ、ホワイトソースとチーズで包まれた肉と野菜のおいしさを堪能できる逸品なのだ。

少なくとも食のプロはテイクアウトを強く推していた

そんな松屋のシュクメルリだが、食のプロによると「テイクアウトのほうがおいしい」のだという。もちろん味覚は人それぞれであり、好みの違いもあることから、絶対にテイクアウトのほうが美味しいとは言い切れないが、少なくとも食のプロはテイクアウトを強く推していた。

店内で食べるシュクメルリは常に加熱され続けている

匿名を条件に、食のプロに「松屋のシュクメルリがテイクアウトのほうがおいしい理由」を聞いてみた。店内で食べるシュクメルリは常に加熱され続けているため、ニンニクの薫りや味のアクセントが飛んでしまう(薄れてしまう)可能性があるという。さらに、ソースが煮込まれ続けることで塩気が増すのではとも語っていた。

松屋のシュクメルリをテイクアウトして食べてみた

しかしそれは本当なのだろうか? 実際に食べればすぐにわかる話なので、松屋のシュクメルリをテイクアウトして食べてみた。テイクアウトしたシュクメルリは当然ながらずっと加熱されることはない。手渡された瞬間から覚めていくが、十数分は温かいままなので気にならない。さっそく開封して食べてみると……。

最初から最後までニンニクが同じ強度を保ちながら存在

うまい。実にうまい。そのウマさは店舗で加熱しながら食べるシュクメルリとおなじくらいウマい。……だがしかし、確かに、ニンニクの薫りが強く感じる。消えてないし、消えていかない。ずっと、最初から最後まで、しっかりニンニクが同じ強度を保ちながら存在した。

たまらなくおいしいシュクメルリ

さらに感動したのは、煮詰まらないので、塩気を強く感じないこと。水分が飛ばないので、塩気の濃度が一定のまま、最後まで食べられる。いつまでも続く、心地よいベストな塩分濃度のホワイトソースとチーズ。たまらなくおいしいシュクメルリだ!

松屋のシュクメルリはテイクアウトのほうが味が安定か

あくまで筆者の感想だが、確かに、松屋のシュクメルリはテイクアウトのほうが味が安定していて、ニンニクを強く感じた! 時間が経過しても塩気が強くならなかった! 店内で食べるよりおいしいと感じた! ぜひ比較してみてほしい。きっとその違いが判るはずだ。

(執筆者: クドウ@地球食べ歩き)

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