Snapdragon 8 Gen 3搭載で完全フラットな背面デザインのゲーミングスマホ「REDMAGIC 9 Pro」レビュー

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1月24日に発売されたNubia Technology製ゲーミングスマートフォン「REDMAGIC 9 Pro」のレビューをお届けします。Qualcommの最新チップをタイムリーに導入し、ターボファンを搭載する冷却機構、低遅延のディスプレイやショルダートリガーを採用するトガった仕様でアップデートを続けるREDMAGICシリーズですが、9 ProはチップセットにSnapdragon 8 Gen 3を採用。完全フラットな背面デザインを採用し、1枚のガラス板のような形状を実現しているのが特徴です。12GB RAMと256GBストレージで背面がマット仕上げの「Sleet」、16GB RAMと512GBストレージでシルバーカラーの「Snowfall」、16GB RAMと512GBストレージで透明デザインの「Cyclone」の3モデルのうち、Cycloneを試用してみました。

完全フラット+透明デザインでより洗練されたデザインに

カメラの突起をなくし、フラッシュライト部分のわずかな突起を除き、ほぼ全面がフラットな形状。

カメラは5000万画素メイン+5000万画素超広角+200万画素マクロの3眼構成で、マクロレンズはストロボライトの下に配置。メインカメラはREDMAGICシリーズで初めて、光学式手ブレ補正(OIS)に対応します。フラットな背面ガラスはカメラレンズとして必要な要件を満たしつつ、背面ガラスとしての強度も両立。フラッシュライトのわずかな突起のおかげで、背面を下にして置いてもレンズの損傷を防ぐことができます。

2つのカメラレンズと並んで配置するのは、2万2000RPMで回転して熱を排出する冷却ファン。これまで、冷却ファンが外から見える構造になっていたのは透明デザインのモデルだけでしたが、9 Proではすべてのモデルでファンが見えるデザインになりました。

背面は、ガラスの下でうっすらと回路基板の配線のように見えるライン状のパターンと、モジュールを取り付けるネジがアクセントになった落ち着きのあるデザインに。

ほとんど丸みをつけないスクエアな背面と垂直に立ち上がった側面から、全体で1枚の板のような印象に。ゲームのプレイで両手持ちした際にも引っかかりがなく、快適にホールドできます。

ディスプレイから見て右側面には、ファンから熱を排出する通風口、音量ボタン、電源ボタン、ゲームモードに切り替える赤いスライドスイッチ、左右のショルダートリガーを搭載。左側面はボタン類はなく、通風口のみを備えています。

上面には3.5mmイヤホンジャック、底面にはUSB 3.2 gen-2 Type-Cポート、デュアルnanoSIMスロットを搭載します。

ノッチやパンチホールのない全画面ディスプレイを踏襲

前モデルの8 Proと同様、ノッチやパンチホールがない全画面ディスプレイを採用。解像度1600万画素のインカメラが、UDC(Under Display Camera)技術で画面に埋め込まれています。

6.8インチのディスプレイ解像度は2480×1116ドットで、最大輝度は1600nit、リフレッシュレートは最大120Hz。狭額縁の全画面ディスプレイは、93.7%の画面占有率を実現。没入感のあるゲームプレイが楽しめます。

光るショルダートリガーで高まるゲーミング感

側面のスライドスイッチをONにすると、ゲームモードが起動。高パフォーマンスでプレイするアプリをライブラリから追加して、メニュー画面から起動することができます。

ライブラリに追加したアプリは、起動後に画面の右上か左上から画面中央に向かってスワイプすることで、設定メニューをオーバーレイ表示します。CPUとGPUの動作モードを設定できる他、画面のリフレッシュレートやタッチサンプリングレートなど詳細な設定メニューが利用可能。ショルダートリガーの設定もここから可能で、画面上のバーチャルパッドに「L」「R」のマーカーをドラッグして操作を割り当てられます。

ゲームモードから起動することで冷却ファンが動作し、LEDが点灯。背面の「09」の文字も光り、ゲーミングデバイスの世界観を演出してくれます。9 Proでは新たに、ショルダートリガーもLEDが点灯。暗い場所でも輝きを放ち、プレイヤーの気分を高めてくれます。

最新チップセットでパワフルなパフォーマンスを発揮

いち早くSnapdragon 8 Gen 3を採用した9 Pro。その性能をベンチマークで検証してみたところ、ゲーミングチップRed Core 2 ProとLPDDR5Xメモリー、UFS 4.0ストレージとの組み合わせにより、良好な結果を記録しています。

「Geekbench 6」のシングルコアの結果は2299、マルチコアは7289。いずれもSnapdragon 8 Gen 2搭載のゲーミングスマホの結果を大きく上回っています。「3D Mark」の「Wild Life Extreme」の結果は5243。8 Proの結果が3733だったことを考えると、大幅なパフォーマンス向上を果たしていることが分かります。

最新チップセットの能力を引き出す冷却システム「ICE 13.0」は、10182平方ミリメートルと大面積のベイパーチャンバー(VC)を搭載。8 Proと比べてVC液冷プレートの冷却性能は2倍になり、CPUコア温度は5℃下げられるとのこと。冷却ファンはCPUコアを最大25℃、端末全体を最大18℃下げる効果を発揮します。

バッテリー容量は6500mAhで、省電力アルゴリズムにより最大56時間の使用が可能。付属のUSB充電器で最大80Wの急速充電に対応し、約35分でフル充電が可能になりました。

付属品でもう1点、注目したいのが保護ケース。透明なケースが背面と上面、下面の3面をすっぽり覆う構造で、フラットなデザインと排熱、ショルダートリガーのパフォーマンスを両立するケースになっています。

DP ALT(Display Port Alternate mode)に対応するUSBポートは、USB-Cケーブル1本で外部ディスプレイに画面出力が可能。スマホ画面のミラーリングだけでなく、ゲームモードを起動して接続すると、スマホ画面をポインティングデバイスにして外部ディスプレイのデスクトップ画面が利用できるホストモードに対応します。マウスやキーボード、ゲームコントローラーを接続すれば、大画面でスマホアプリをPCライクに操作可能。ホストモードを利用しながら、スマホ画面ではブラウザや通話を利用することもできます。Windowsアプリ―ケーション「REDMAGIC Studio」を使ってスマホ画面をミラーリングする使い方にも対応。

スマホゲームからクラウドゲーミングまで快適にプレイ

ゲームモードで「NEW STATE Mobile」は快適に動作します。マルチポイントで最大960Hzのタッチサンプリングレートという良好な反応のスワイプ操作と、感度が向上したショルダートリガーにより、ドン勝……まであと一歩ながらSS評価を獲得。エイム操作が特に良好になった印象を持ちました。

XboxコントローラーをBluetooth接続して、クラウドゲーミング「Xbox Cloud Gaming」をプレイ。「Forza Motor Sport」や「Starfield」といったコンシューマー用大型タイトルが、没入感のある画面で滑らかに動作します。

リッチなゲームを遊ぶ環境として申し分ないパフォーマンスと拡張性を備えたREDMAGIC Pro 9。公式サイトでは「Sleet スリート(ブラック)」が10万9800円(税込)、「Snowfall スノーフォール(シルバー)」と「Cyclone サイクロン(黒スケルトン)」が13万4800円(税込)で販売を開始しています。

REDMAGIC日本公式サイト
https://jp.redmagic.gg/

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shnsk

宮原俊介(編集主幹) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長を務める。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます

ウェブサイト: http://mogera.jp/

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