【千葉県旧白浜町(南房総市)】房総半島最南端の野島埼灯台へ。ダイナミックな景色をみて
日本中では目まぐるしく、日々いろんなイベントがひらかれている。「そんな日本には、どのような土地があるのだろう」と、写真家として活動している私(仁科勝介)は、“平成の大合併”時に残っていた、旧市町村をすべて巡る旅に出た。その数は2000を超える。
今回、地域や自治体、企業の取り組み、新商品などの情報を発信するニュースサイト「ストレートプレス」で、それらを紹介する機会をいただいたので、写真を添えて連載をスタートした。
「ストレートプレス」内に登場するローカルな市町村と、関係があるかもしれない。
今回は、千葉県旧白浜町(南房総市)を写真とともに紹介する。
Vol.144/千葉県旧白浜町(南房総市)
名前を聞いただけで、爽やかなビーチを想像してしまう。館山市を越えて、旧白浜町へやってきた。房総半島の最南端に位置する。今回は住宅地を進み、野島埼灯台を訪れた。
野島埼灯台は、慶応2年にイギリス、アメリカ、フランス、オランダとの4カ国条約によって設けられた、国内最初の洋式灯台のひとつ。フランス人技師によって設計され、明治2年に完成したものだ。関東大震災で倒壊し、その後改築され、現在の灯台の姿になっている。
灯台の入り口で300円を支払うと、灯台の中を登ることもできた。高さが増すにつれて、太平洋がはっきりと見えてくる。海岸線は大きな岩がゴツゴツしている箇所も多く、ダイナミックさに圧倒させられた。
今までの旅でも灯台に入ったことはあまりなかったが、入って見える景色はとても気持ちの良いということを感じたのだった。
(仁科勝介)
仁科勝介(Katsusuke Nishina にしなかつすけ)/かつお
写真家として活動。1996年、岡山県倉敷市生まれ。広島大学在学中に、日本の全1741の市町村を巡る。
『ふるさとの手帖』(KADOKAWA)、『環遊日本摩托車日記(翻訳|邱香凝氏)』(日出出版)をはじめ、2022年には『どこで暮らしても』(自費出版)を刊行。
旧市町村一周の旅『ふるさとの手帖』:https://katsuo247.jp
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