ご当地スーパーでローカルなお土産探し！【静岡編】

お土産の調達なら「地元のスーパーで買うのが安い！」という、不定期連載の人気シリーズ。今回、お茶や桜えびなど食の宝庫である「静岡」を紹介する。

まずは、静岡と言えばお茶、「静岡茶」である。ブランド茶として、本山茶、川根茶、掛川茶があり、どのスーパーでもたくさん売られている。

土産店に並ぶお茶より、スーパーで買うほうが安くておすすめ。量が多いのがやや難点だが、いろいろな種類のお茶を買い、気軽に飲み比べできるのがいい。お茶を普段よく飲むなら、消費も早い。常温で日持ちするのでおすすめ。

「富士宮焼きそば」は、静岡県富士宮市のローカルフード。通常の焼きそばと比べ、嚙み応えあるコシ強めの麺、肉かすやいわしの削り粉を入れた味付けが特徴だ。「日本三大焼きそば」の１つと呼ばれる。

この富士宮焼きそばは、静岡のスーパーなら手に入りやすい。常温もあるが、冷蔵ならとても安い。冬なら保冷バッグがあれば、首都圏なら持ち帰れるだろう。焼きそばソースもお忘れなく。

また、「静岡おでん」も、静岡のB級グルメとして人気がある。通常のおでんに比べ、つゆが黒いのが特徴だ。

その静岡おでんが気軽に味わえるセットが、スーパーで販売されていることも。家にいながら、静岡おでんが味わえるのでおすすめ。特に冬はおでんがおいしい。具材もぜひ、静岡おでんの定番を入れるなど工夫してみてほしい。

静岡は実は「缶詰王国」であるのをご存じだろうか。はごろもフーズやSSKなどの本社工場は静岡市にある。

そんな静岡産の缶詰も、スーパーでたくさん売られている。できれば、普段あまり見かけない缶詰を探したい。中には、静岡おでんや富士宮焼きそばなどの地元グルメ、シーチキンのとろなど高級缶詰も。常温で長期保存できるのもいい。しかし、ネックなのは、大量に買うと「缶詰が重い」こと。買いだめする場合は重量に注意。

「たぬきむすび」は、天かすとネギを混ぜたごはんで、５０年ほど前、「天神屋うどんレストラン」のまかないとして食べられていたという。今では静岡市にある「天神屋」の看板メニューとなっている。静岡おでんとの相性も抜群という。

２０２３年８月８日の日本テレビ系列『ZIP！』で紹介された「元祖・たぬきむすびの素」は、スーパーでも手に入る（天神屋公式サイトより） https://tenjinya.com/tanuki-musubi

和菓子の定番土産「ようかん」で、たくさんの味を楽しみたいという欲張りな人におすすめなのが、静岡茶飴本舗の「一口羊かん」だ。その数、２０種類以上。常温で３か月持つのがうれしい。

１個１３０円ほど。定番のやぶきたようかんをはじめ、ゆず、大納言、わさび、紅茶など、どれを買おうか思わず迷ってしまう。職場のばらまき土産にもいい。

静岡市で創業1935年の老舗ベーカリー「清美軒」は、昔ながらのメロンパンなどが人気。その他、自家製あんこを使うあんぱん、ぶどうカステラ食パンなどもあり、スーパーでパンが手に入る。

ホテルでの朝ごはん、また、自宅に持ち帰って翌朝のあさごはんやおやつなどにぜひ。

ほかに、安倍川もち、銘菓「こっこ」、わさび漬け、乾燥桜えびなども、スーパーで手に入れるのにおすすめの商品。ぜひスーパーに足を運び、静岡ならではの食材を探してみてほしい。

・【主なご当地スーパー】

・しずてつストア　https://www.s-store.co.jp/

・スーパー田子重　https://www.tagoju.co.jp/

・フードマーケットマム　https://foodmarket-mom.com/

（Written by AS）

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