保育園給食で園児が喜ぶ&おかわりする、プロ直伝野菜レシピ3選

保育園給食で園児が喜ぶ&おかわりする、プロ直伝野菜レシピ3選

野菜を好きになる保育園ベジ・キッズでは、「野菜と触れ合える食育を通じて、野菜のおいしさ、楽しさや大切さを学ぶ」をモットーに、0~2歳の子どもたちを対象に保育を実践。毎日の給食では、1日の野菜摂取目標量の半分以上を摂ってもらっているそう。色々なレシピがある中で、特に子どもたちのおかわりの頻度が高い主食・副菜・おやつレシピと、レシピのポイントを教えてもらいました。なお、レシピは離乳食完了期以降のお子様向けのものです。食材の大きさは1、2歳児に提供しているサイズですが、お子様の様子に合わせて調整してください。

同園で行っている、「野菜を好きになってもらうためのコツ」はコチラ

主食編:野菜が摂れる!ビビンバ丼

ごま油風味で大人も子どもも食欲がそそられる!

野菜が摂れる!ビビンバ丼のレシピ

材料(大人2人、子ども1人分)

米:300g

豚ひき肉:175g

ほうれん草:75g

もやし:50g

にんじん:1/5本

ごま油:10g

[A]

味噌:10g

醤油:5g

砂糖:5g

すりごま:5g

作り方

米は炊飯する。

にんじんは1~2cm程度の長さの千切り、もやし、ほうれん草は1~2cm程度の大きさに切る。

にんじんとほうれん草はさっと下茹でし、よく水気を切る。

フライパンにごま油をひき、豚ひき肉を炒める。火が通ったら野菜を加え、炒める。

野菜がしんなりしたら、Aとすりごまを加えてよく混ぜる。

ごはんの上に具材を盛り付ける。

保育園の栄養士さんに聞いた!本レシピのポイント

・お肉・野菜・ごはんが一緒に食べられるのもポイント!
・野菜の切り方は、子どものスプーンに乗るくらいの大きさ(1~2cm程度)が目安です。   

副菜編:切り干し大根ときゅうりのあえ物

切り干し大根は煮物以外でも大活躍!ごま油の風味が効いた人気レシピ

切り干し大根ときゅうりのあえ物のレシピ

材料(大人2人、子ども1人分)

切り干し大根:20g

にんじん:1/2本

きゅうり:1本

[A]

醤油:5g

ごま油:7.5g

作り方

切り干し大根はたっぷりの水(分量外)で戻し、1~2cm程度に切る。

にんじん、きゅうりは1cm角、厚さ5mm程度に切る(1~2cm程度の長さの千切りでも◎)。

切り干し大根、にんじんを鍋で茹でる。火が通って軟らかくなったらきゅうりを加え、さっと火を通す。

ざるに上げて流水で冷やし、しっかりと水気を切る。

Aと4をよく混ぜ合わせる。

保育園の栄養士さんに聞いた!本レシピのポイント

・さっぱりと食べられる副菜。ごま油の風味とシャキシャキとした食感で、薄味でも食べ応えがあります。
・切り干し大根は煮物のイメージが強いですが、さっぱりとしたあえ物としても使えます。日持ちもするので、ストックしておくと便利な食材です。   

おやつ編:トマトチーズブレッド

もちっとした食感で、子どもたちの大好物

トマトチーズブレッドのレシピ

材料(大人2人、子ども1人分)

ホットケーキ粉:90g

牛乳:60g

なたね油:10g

トマト:50g

ハム:25g

ピザ用チーズ:25g

作り方

トマトは皮を湯むきして、1cm角の大きさに切る。ハムも1cm角の大きさに切る。

ボウルにホットケーキ粉・牛乳・なたね油を入れ、混ぜる。さらに1とピザ用チーズを加え、さっと混ぜ合わせる。

パウンドケーキ型などの底のある型に流し入れ、180℃に予熱したオーブンで20~25分焼く。

保育園の栄養士さんに聞いた!本レシピのポイント

・トマトは皮をむくことで食感が良くなり、子どもも食べやすくなります。
・トマト以外に、コーンやタマネギなどでもアレンジできます。
・タンパク質・炭水化物・野菜が摂れるので、朝食にもおすすめです!   

最後に

子どもたちが喜ぶ味付けや、食べ進みが良くなる切り方などを覚え、野菜をたくさん食べてもらいましょう。

子どもの頃の嗜好が、大人になってからの野菜摂取量を左右していた!?
子どもの頃の食体験、大人になってからの野菜摂取量にどう影響する?

取材協力:
ベジ・キッズ

ベジ・キッズ

心身の発達の基盤が形成される乳幼児期に、基本的な保育とともに、食育を日常的に行い食べることの大切さを伝えていく、「野菜を好きになる保育園」。味覚形成に大きな影響を与える時期に、五感でじっくり野菜と遊ぶことや野菜の栽培、調理のお手伝いなど「野菜と触れ合える食育」を行うことで、野菜のおいしさ、楽しさ、大切さを伝え、同時に生涯にわたり大切な『生きる力』を育みます。

[トマト]選び方は、重さとヘタの色!保存のコツや下ごしらえも

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トマトには大きく分けて2種類あり、果皮が赤い品種の「赤系」、果皮が透明な品種の「ピンク系」に区別されます。現在は品種改良が進み、あまり区別はなくなっています。鮮やかな赤い色の正体は「リコピン」で、カロテノイドの一種です。

最終更新:2024.01.10

文:VEGEDAY編集部
写真:ポピンズエデュケア、カゴメ
監修:ポピンズエデュケア、カゴメ

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