2024年は紀文の手作りおせちで家族円満 お正月文化を次世代に継承 紀文

紀文は12月7日、東京・丸の内のABCクッキングにて「家族でつくろう!お正月プロジェクト」キックオフイベントを開催した。ゲストに和文化研究家で「行事育」提唱者の三浦康子さんや、元日本代表サッカー選手の本並健治・丸山桂里奈夫妻が登場し、お正月にまつわるトークセッションや家族で簡単にできるおせち作りの実演などを行った。

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正月は新年を司る年神様を家に迎えてもてなす行事で、そのときにお供えするのがおせち料理。もともとは「せちく料理」などと呼ばれており、おせち料理は本来、家の主人=年男が作ることが昔ながらのならわしだったという。
「丸山家のお正月は、うちの父が料理人だったこともあって、家族皆でおせち料理を作っていました。元旦から家でのんびりしたり、おせち料理を食べたりして、3日までは外出しない家庭でしたね」(丸山桂里奈氏)

今年2月に誕生した第一子の長女と初めてのお正月を迎える夫妻。
本並夫妻は「今年は初節句、お宮参り、お食い初めなど、娘の行事の全部が初めてだったので、初めての経験をたくさんして得した気分の反面、大変な事も多かったですね」と話し、
「お食い初めの時は、彼女のお母さんが娘に本気で食事を食べさせようとして2人で喧嘩してたりしていて、僕らは引いていましたけど」と苦笑していた。
丸山は「そうなんです。昭和の育児と令和の育児の違いで、母とよくけんかするんですけど、多分娘も引いていましたね」と話した。

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実演では、日頃から冷蔵庫に常にストックするほど大好きだという紀文のかまぼこを「むすびかまぼこ」にして、関東風みぞれ雑煮に盛り付けた。かまぼこは「日の出」を象徴するもので、紅はめでたさと喜び、白は神聖を表している。
また知識が増えるという願いがこもる伊達巻に、がりしょうがやごまを混ぜた酢飯を挟んだ伊達巻寿司に黒豆、なます、栗きんとんとクリームチーズの大福の5種類のおせち料理をお重に詰め込んだ。

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「おせちを詰める順番や盛り付けにも意味があるんですね」と盛り付けていく丸山に、本並氏は「彼女の個性が出ていて良いんじゃないですかね」と妻の盛り付けのセンスを褒め称えていた。

「かまぼこを少しアレンジするだけで見た目も全然違ってこんなに豪華になるんですね。こうして簡単なところから始めると入りやすいかも。うちでもお正月は絶対やってみようと思います」と丸山氏。
本並氏も「僕も年男なんで、娘との初めてのお正月は、今日教えてもらったおせちを作ってみようと思います」と意気込みを語った。

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お正月は、日本の大切な伝統行事かつ家族で過ごせる大切な時間。2024年のお正月は、家族みんなで手作りおせちを作って、家族と一緒に過ごす貴重な時間を再確認してみてはいかがでしょうか。
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