書籍『あの子もトランスジェンダーになった SNSで伝染する性転換ブームの悲劇』刊行中止で謝罪
株式会社KADOKAWAが学芸ノンフィクション編集部から出す予定だった書籍『あの子もトランスジェンダーになった SNSで伝染する性転換ブームの悲劇』が刊行中止となった。
学芸ノンフィクション編集部「誠に申し訳ございません」
学芸ノンフィクション編集部は公式サイトにて「ジェンダーに関する欧米での事象等を通じて国内読者で議論を深めていくきっかけになればと刊行を予定しておりましたが、タイトルやキャッチコピーの内容により結果的に当事者の方を傷つけることとなり、誠に申し訳ございません」とコメントを発表しつつ謝罪している。
<学芸ノンフィクション編集部の発表コメント>
学芸ノンフィクション編集部よりお詫びとお知らせ
来年1月24日の発売を予定しておりました書籍『あの子もトランスジェンダーになった SNSで伝染する性転換ブームの悲劇』の刊行を中止いたします。
刊行の告知直後から、多くの方々より本書の内容および刊行の是非について様々なご意見を賜りました。
本書は、ジェンダーに関する欧米での事象等を通じて国内読者で議論を深めていくきっかけになればと刊行を予定しておりましたが、タイトルやキャッチコピーの内容により結果的に当事者の方を傷つけることとなり、誠に申し訳ございません。皆様よりいただいたご意見のひとつひとつを真摯に受け止め、編集部としてこのテーマについて知見を積み重ねてまいります。
この度の件につきまして、重ねてお詫び申し上げます。2023年12月5日
株式会社KADOKAWA
学芸ノンフィクション編集部
和訳書籍となる予定だった
この書籍『あの子もトランスジェンダーになった SNSで伝染する性転換ブームの悲劇』は、もともと海外にて『Irreversible Damage: The Transgender Craze Seducing Our Daughters』と題して出版されたもので、今回はその和訳書籍となる予定だった。
※記事画像はフリー素材サイト『写真AC』より
(執筆者: クドウ@地球食べ歩き)
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。