佐渡裕【1万人の第九】で阪神日本一を祝し「六甲おろし」大合唱

佐渡裕【1万人の第九】で阪神日本一を祝し「六甲おろし」大合唱

 12月3日大阪城ホールにて師走恒例の音楽イベント【サントリー1万人の第九】が開催された。

 今年で41回目を迎えた【1万人の第九】は、佐渡裕が25回目となる総監督・指揮を務め、今年の公演は”ブラボーの復活”をテーマに、2019年以来4年ぶりに、一般から募集した合唱団約1万人が参加。合唱団員は6歳から96歳まで幅広い年齢層で構成され、今回初めて全国47都道府県からの参加となった。

 メインパーソナリティーは俳優の田中圭、ゲストアーティストは、EXILE TAKAHIROが出演。第1部では、佐渡裕総監督の指揮で、TAKAHIROが1万人の合唱団とともに「道」「Choo Choo TRAIN」などを披露。第2部では、佐渡裕総監督の指揮で、ベートーヴェンの「交響曲第9番」の第1楽章、第2楽章、第3楽章と順番に演奏し、さらにクライマックスの第4楽章の演奏が始まると、4年ぶりに集まった1万人の歌声が会場に響き渡った。

 さらに第九の合唱後、サプライズゲストとして阪神タイガースの大竹耕太郎投手が登場。大の阪神ファンでもある佐渡総監督の指揮で、オーケストラが「ラデツキー行進曲」から「六甲おろし」への編曲バージョンを演奏、1万人で「六甲おろし」を合唱し、阪神タイガースの38年ぶりの日本一を祝した。

 今回の模様は、12月16日午後4時から特別番組『サントリー1万人の第九 ひびきあう、今 ~MORE THAN MUSIC~』としてMBS発JNN系列28局ネット(全国ネット)で放送される。

◎番組情報
『サントリー1万人の第九 ひびきあう、今 ~MORE THAN MUSIC~』
出演:佐渡裕、EXILE TAKAHIRO、田中圭ほか
2023年12月16日(土)午後4:00~4:54
MBS発JNN系列28局ネット(全国ネット)

◎佐渡裕 コメント
–4年ぶりとなった1万人での合唱について
これが、本来の姿、あたりまえの姿が3年間できずに、やっと戻ってきてくれた喜びはひとしお。
単に1万人が戻ってきただけでなくて、世の中分断、戦争が起こっている現在で、夏から、練習して一つのものを作ったのが、
人が求める共振 MORE THAN MUSIC だと思う。

◎田中圭 コメント
1万人での大合唱がはじまったときは身体中が震える、すごい感動をおぼえました。
初めて生で聞いて、佐渡さんが3年間これがなくて戻ってきたとおっしゃっているが、僕は「戻ってきて良かったな」と思っています。僕自身イベントで人とふれあえることがなくて、ちょっとずつ増えてきたので、今日は心の底から「おかえり!」と思いました。

◎EXILE TAKAHIRO コメント
–佐渡裕さん、スーパーキッズオーケストラ、吹奏楽部と1万人の第九合唱団と一緒に「道」「Choo Choo
TRAIN」をともに1つの音楽を奏でての感想
今まで、大阪城ホールでのステージには立たせていただいたことがあったのですが、”出演者が1万人以上”という大規模なステージでの歌唱は、もちろん初めてでした。リハーサルの段階から、1万人の第九合唱団の皆さんの熱気に興奮しましたし、大変貴重で光栄な経験をさせて頂きました。
スーパーキッズオーケストラ、淀川工科高等学校吹奏楽部、1万人の第九合唱団、そして佐渡さんの指揮による豪華で大迫力の演奏・合唱の力によって、長きにわたって愛されてきたEXILEの楽曲に、また新たな魅力を引き出して頂きました。
–「1万人の第九」の歌声を聞いた感想
最高峰の演奏・1万人の合唱で奏でられる音楽を堪能させていただき、心が震えました。コロナ禍や様々な困難を乗り越えようとしている、まさにこの時代を生きぬく力強さみたいなものを肌で感じました。
圧巻の「1万人の第九」、今後もこの感動の空間・音楽が続いていくことを心から願っております。

(C)MBS/サントリー1万人の第九

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