【兵庫県淡路市】道頓堀たこ八と就労支援施設MUKUがコラボ!MUKUマルシェでたこ焼きを販売

【兵庫県淡路市】道頓堀たこ八と就労支援施設MUKUがコラボ!MUKUマルシェでたこ焼きを販売


大阪の道頓堀に本店を構え、銀座から岡山まで全国8店舗を展開する「たこ八」と「MUKUマルシェ」が業務提携し、11月28日(火)から、「淡路島MUKU マルシェ」で本場のたこ焼を販売している。

今回の業務提携は、大阪の老舗たこ焼屋と、障がいのある人々の社会参加とその能力の最大化を目指す就労支援施設の異色コラボだ。

さまざまな取り組みを行う「たこ八」


創業以来「ほおばる瞬間の感動を」をスローガンに、ワンランク上の雰囲気を追求してきた「たこ八」は、近年、国立循環器病研究センターが推進する「食塩を控えるからこそ美味しい」という減塩の新しい考え方「かるしお」商品の開発や、子どもが集まる施設へのボランティア出店など社会貢献をテーマに活動の幅を広げている。

コラボ背景


今回の取り組みもその一環。MUKUマルシェを運営する「MUKU」の理念に共鳴しコラボを企画した。

異色のコラボの申し出は「MUKUマルシェ」側から。大阪育ちの福井社長がたこ八の味に惚れ込んで「たこ八さんのたこ焼を淡路島でやらせてもらえないだろうか」と道頓堀を訪ねてきたという。

かねてから「たこ焼には笑顔と繋がりを生み出す力がある!」と信じ、「人様のお役にたちたい」と思っている「たこ八」の垣内副社長だったが、就労支援施設との連携は予測外。「責任の重たさを感じ、引き受けようか迷った」と口にする。しかし、現地を訪れ、たこ焼きを前に喜ぶ職員と利用者を見た途端、「やろう」と決意。「儲けは二の次。たこ八の味で多くの人を幸せにしたい」と気持ちを固めたとのことだ。

「とにかく皆さん喜んでくださった。その笑顔に後押しされた」と話す。

味に妥協せず、垣内副社長が直接スタッフに指導


感情に動かされてのコラボ企画ではあるが、たこ八の看板を掲げる以上、味の保証は必要不可欠。直営店同様の高品質の銅板、たこ焼き粉、ソース、香りつけのさし醤油を使用し、味の再現を目指した。


焼き方についても直営店同様の質を追求すべく特訓。「道頓堀のベテランスタッフの焼き方を撮影しオンライン教材として淡路島のスタッフに提供し、連日練習をお願いした」という垣内副社長だが、自身も何度も淡路島に足を運び直接指導にあたった。その結果、開店前には納得の味になったという。

今後の展望


現在、本店と同じリソースを使用しいるコラボ店だが、今後は、地元淡路島で収穫されるネギやタコなどの地元産品を用いたMUKUファームオリジナルのたこ焼きの開発を検討している。たとえば、グループ内のMUKUファームで育てた新鮮なネギを使ったり、淡路島産の塩を使ったメニューも考えているという。

垣内副社長は、「美味しいたこ焼きを地域の皆さんや観光客の方に提供できれば利用者さんたちにとっても活力になると思います。たこ焼で地域が活性化したり、幸せを感じることができればうれしい」とコメントしている。

今後の展開にも注目してみては。

■MUKU マルシェ
住所:兵庫県淡路市岩屋2951-5
MUKU マルシェInstagram:https://www.instagram.com/mukumarche/
たこ八公式HP:https://www.takohachi.jp/

(ソルトピーチ)

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