東京クリスマスマーケット2023のソーセージが酷すぎる?問題→ 実際に注文して確かめた結果

現在開催中のイベント『東京クリスマスマーケット2023 in 明治神宮外苑』(明治神宮外苑 聖徳記念絵画館前・総合球技場)。2023年12月25日まで開催されており、数多くのお店がテントでフードやお土産、クリスマスグッズなどを販売している。

5種類のソーセージのはずが1種類しか入ってなかった

そんなクリスマスマーケットで販売された「ソーセージ盛り合わせ」(Five Kinds of sausage)が物議を醸している。メニューには「ソーセージ盛り合わせ」(Five Kinds of sausage)と書かれているのに、実際には同じ種類のソーセージが5本入っているだけだったという。しかも冷えていたそうだ。

“Five Kinds”は5種類を意味する。

Xユーザーさん「流石に詐欺じゃない??」

この件は、X(旧twitter)で「流石に詐欺じゃない??」「5種類の盛り合わせ頼んだら冷たいソーセージ1種類5本出てきた」とXユーザーさんが指摘したことにより発覚。

Xユーザーさんのツイートは、現時点で360万回以上も表示され、複数の人たちが「これは詐欺」「悲しい」「シャウエッセンなのでは」などの声を寄せている。そもそも、どうしてそんなことが起きたのか?

※ツイート画像はXユーザーさんより許可を得て掲載

実際にクリスマスマーケットに行って調査してみた

そこで今回、実際にクリスマスマーケットに出向き、その「ソーセージ盛り合わせ」(Five Kinds of sausage)を販売したショップに行って同じものをオーダーして調査してみることにした。

入場料として1000円かかる

クリスマスマーケットに入るには、入場料として1000円かかる。入るだけで1000円は高いと思ったが、オリジナルマグカップが無料でもらえるので損した気分にはならなかった。

「ソーセージ盛り合わせ」(Five Kinds of sausage)をオーダー

当該のショップに行ってみると、確かに「ソーセージ盛り合わせ」(Five Kinds of sausage)のメニューが貼られていた。見本の写真には、マスタードが添えられた太いソーセージや細長いソーセージ、白いソーセージなど、計5本のソーセージがあった。

価格は1000円。イベント出店のフードであり、ソーセージが5種類が計5本入っているならば妥当な価格帯かもしれない。

オーダーして待つこと数分、ソーセージ盛り合わせが入った紙箱と箸が渡された。さっそく開封してみると……。

ソーセージ1種類しかないように思える

ケチャップがかけられた7本の短いソーセージが入っていた。そのソーセージの下にはフライドポテトが敷かれている。「ソーセージ盛り合わせ」(Five Kinds of sausage)なので、5種類ソーセージが入っているはずだが、どう見ても2種類? いや、1種類しかないように思える。

本数は7本なので見本より2本多いが、問題はそこではなく、5種類ではないことが問題。

店員「ちょっとまだソーセージが届いてなくて! あの、返金しますよ」

この件について店員さんに「ファイブカインドと書かれていたので5種類のソーセージだと思ったのですが、1種類か2種類しか入ってないのでは?」と質問したところ、男性店員が対応してくれた。

その店員は「うーん、2種類、いや、3種類かな? いや、2種類……!? どうかな、ちょっとまだソーセージが届いてなくて! あの、返金しますよ」と話す。

そもそもメニューに「ファイブカインド」(Five Kinds / 5種類)と書かれていることを改めて指摘すると、「あー! 消し忘れてた! バイトが消し忘れたのかな」とのことだった。つまりメニューに英字で書かれた「Five Kinds」を消し忘れたため、このような展開になってしまったということらしい。

正直なところ納得はできないのだが……。

500円返金された

何度も「返金します!!」と言ってくる店員。ソーセージに罪はないし、廃棄されると思うともったいないので「いや食べますよ」と返金を拒んだのだが、返金として半分の500円を渡され、ソーセージはそのままもらうことに。

しっかりと確認してみた結果

野外のテーブル席に座ってソーセージを確認。しっかりと判断したいのでソーセージが何種類あるのか、目視と味覚で確認したのだが、多くて2種類。正直、見た目がどれも同じに見えるし、味も差がないように感じたので、1種類しかないかもしれない。少なくとも5種類は絶対にない。

結論: ソーセージは5種類入ってなかった

この時点での結論として「ソーセージ盛り合わせ」(Five Kinds of sausage)にソーセージは5種類入ってなかった。Xユーザーさんの指摘は確かである。

ショップに不信感を持ったのも事実だ。当初は「まだソーセージが届いてなくて」と言い訳していたので、ソーセージを5種類出すつもりはあったのかなと思ったが、あとから「(Five Kinds)をバイトが消し忘れたのかな」とも言ってきたので、話の辻褄が合わない。「客が文句を言わないから5種類なくても大丈夫」と思っていたのではないかと邪推してしまう。

みんなが悲しい思いをしないように

このクリスマスマーケットは2023年12月25日まで開催されるので、まだまだ、長期間、このショップは営業を続けることになる。ソーセージの味がダメというわけではないので(冷たいと悲しいが)、このようなことがないように、今後は客目線に立って営業を続け、クリスマスシーズンを楽しむ人たちの胃袋をおいしさで満たしてほしい。

みんなが悲しい思いをせず、笑顔でクリスマスシーズン、そしてニューイヤーを楽しんでほしいと願うばかりだ。


※一部の記事画像はXユーザーさんのXツイートより

(執筆者: クドウ@地球食べ歩き)

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