「世界と戦う為に」TOBEが公式切り抜き師を募集 →切り抜き動画の新時代を予感させるワケ

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新事務所TOBE代表の滝沢秀明さんが11月27日、自身のXを更新。TOBEに所属する全アーティストの公式YouTube動画クリエイター(切り抜き師)募集を呼び掛けた。

https://twitter.com/h_Takizawa329/status/1728982302309667100

【TOBEアーティストを応援いただき感謝しております。】

TOBEのアーティストが更なる高みを目指す為、SNSを活用し皆さんと一緒に盛り上げていきたいと考えています。

TOBEにて配信している動画をYouTubeやTikTokなどで広める事で沢山の方の目に触れる機会が増えます。

世界と戦う為にSNSを活用する事は今では当たり前の時代になりました。今後、TOBEの動画を皆様の手でさらに演出を加えていただき、共に広げていきたいと考えております。

所属アーティストの“複合切り抜き”が可能

TOBEは今年9月に、所属アーティストの画像・動画に関するガイドライン[リンク]を公開。

YouTubeの切り抜きに関しては、YouTubeパートナープログラムを利用した投稿の収益化を認めたうえで、登録先として提携パートナーであるMCN(マルチチャンネルネットワーク)の収益化申請フォーム[リンク]を用意していた。

当初は「TOBE OFFICIAL」チャンネル、三宅健さんによる「KEN MIYAKE」チャンネル、7人組グループ「IMP. OFFICIAL」チャンネルを対象とし、現在は北山宏光さんによる「Hiromitsu Kitayama」チャンネルと「Number_i OFFICIAL」チャンネルを加えた5チャンネルの“複合切り抜き”が可能となっている。

実は画期的なワケ

芸能プロダクションとして画期的と言えるのが、上記5チャンネルを横断した複合的な切り抜き動画を認めていること。

通常、ひとつの切り抜きチャンネル内で複数の切り抜き元の動画が混在するのは、収益化申請の観点からNGとされている。

しかしTOBEの切り抜きにおいては、同一の切り抜きチャンネル内に「Number_i OFFICIAL」チャンネルと「Hiromitsu Kitayama」チャンネルを元にした切り抜き動画をそれぞれ投稿できるのはもちろん、複数のチャンネルの動画をまとめて1本の切り抜き動画に編集することも可能だ。

同じような話題があったときにリアクションの違いをつなげてみたり、テーマごとに動画をまとめたりなど、切り抜き師の腕の見せ所と言えそうだ。

業界のスタンダードになるか

TOBEの複合切り抜きが話題を呼ぶことで、今後、他の芸能プロダクションに波及していく可能性も考えられる。

また、複合的な切り抜きが一般化することで、似たような切り抜きコンテンツが乱立するのを防ぐ効果もあるかもしれない。

切り抜き新時代が到来するきっかけとなるのか注目だ。

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