昭和歌謡をテーマにしたコンセプト飲食店「昭和歌謡酒場 UFO」で認知症予防に効果的な昼カラ営業を開始

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昭和歌謡をテーマにしたコンセプト飲食店「昭和歌謡酒場 UFO」で認知症予防に効果的な昼カラ営業を開始

エアビジョン株式会社が展開する昭和歌謡をテーマにしたコンセプト飲食店「昭和歌謡酒場 UFO」は、高齢者の方に、昔の懐メロを歌ってもらい「元気になってほしい」という思いから、2023年11月11日より13時〜17時の間“昼カラ営業”を開始することを発表しました。

 

懐メロの昼カラで高齢者を元気に!「昭和歌謡居酒屋 UFO」昼カラ営業を11月11日よりスタート

 

“昼カラ”で高齢者を元気に!

高齢者のカラオケといえば、カラオケスナックなどで営業されていた“昼カラ”を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

以前はカラオケが趣味の高齢者が低料金で昼カラを楽しめる店がたくさん存在。そこでは意識せずとも、カラオケが趣味の者同士が集まって楽しく歌うことで、認知症対策が出来ていたのだとか。

しかし2020年以降のコロナ禍により、数店舗のカラオケスナックでクラスターが発生したことによって、多くの店が営業自粛を余儀なくされました。

そして、コロナが5類に移行しても資金難から営業再開が出来ず、そのまま閉店に追いやられてしまったケースが少なくないのが現状です。

そこで、エアビジョンは「弊社が運営するコンセプト飲食店『昭和歌謡居酒屋 UFO』で、高齢者の方々にもう一度昼カラを楽しんでい頂いたらどうだろうか?」と考えたと説明しました。

「昭和歌謡居酒屋 UFO」は、その名の通り昭和の懐メロ、歌謡曲好きが集うカラオケ居酒屋。カラオケ好きの高齢者の方々との相性を考えれば、昼カラ営業は必然とも言えるとコメントしています。

 

超高齢化社会で2025年には「高齢者の5人に1人」が認知症に

日本は2010年に高齢者人口の割合が21%を超えて“超高齢化社会”に突入。

総務省統計局からは、2023年9月現在で29.1%と「高齢化率が3割」に迫る状況を示す統計が発表されています。

超高齢化社会では、社会保障費の負担増・労働力の減少のほか、解決が望まれる問題が山積みとなっていますが、“認知症人口の増加”もそのうちの1つ。

内閣府による「高齢社会白書」によると、2025年には高齢者の5人に1人が認知症になってしまうとされています。

 

音楽を楽しむことが“認知症予防”に!

国は「認知症施策推進大綱」に基づき、認知症対策を実施しており、地方自治体も同様。

例えば東京都では「とうきょう認知症ナビ」というポータルサイトを運営するなどして、認知症になっても自分らしく暮らし続けられる社会を目指して対策を講じています。

そんな中、近年注目されているのが「音楽を聴くこと」による認知症予防効果。

アメリカでは、認知症患者たちが思い出の曲を聴くによって自分を取り戻すといった内容の映画「パーソナル・ソング」(原題「AliveInside」。サンダンス国際映画祭で観客賞受賞。2014年に日本公開)が公開されたことで、認知症治療としての音楽療法が注目されました。

近年は日本でも音楽療法の推進を目的にとしたNPO法人の活動などもあり、介護施設等でのカラオケなども一般的に行われるようになっているのが現状です。

 

「昭和歌謡居酒屋 UFO」常連を招いた昼カラ・プレオープンを実施

昭和歌謡居酒屋 UFOでは、常連の方々を招いて昼カラ業態のプレオープンを実施。

大きな声で歌を歌ったりするほか、歌に合わせて打楽器でリズムをとることも認知症予防に効果があるとされています。

また、

(視覚)ほかの人が気持ちよさそうに歌っている表情を見て楽しむ
(聴覚)ほかの人の歌声を聴きながらリズムに乗る
(嗅覚)人や、店内、食べ物のにおいを嗅ぐ
(味覚)食べ物や飲み物を味わう
(触覚)スキンシップをする、タンパリンなどを叩くなどして楽しむ

と五感を刺激することで認知症を予防するほか、

●懐かしい歌を歌うことで当時の記憶を思い出すことで脳が活性化
●大きな声で歌うことでストレスが軽減
●歌う際の腹式呼吸による高血圧の予防

といった効果も期待出来ると、東京上野「マイホーム クリニック」の伊藤実喜院長は語っています。

「アルツハイマー型認知症の方によく見られるのが、昔のこと(⻑期記憶)は覚えているのに、ちょっと前のこと(短期記憶)を覚えていない、という特徴です。短期記憶に密接に関係してくるのが、脳細胞の1つである“海馬”の働き。海馬の特徴として挙げられるのが“海馬は増やすことが可能”だという点。そして、海馬を増やすために有効な手段の一つが音楽を聴くことです。」

と伊藤院長は解説。複数人でのカラオケは五感を刺激するため、認知症対策には「非常に有効」だと説明しました。

 

昭和歌謡居酒屋 UFO詳細

●昭和歌謡居酒屋 UFO

開業日:令和4年11月1日
所在地:東京都渋谷区千駄ケ谷4丁目29­12 北参道ダイヤモンドパレス 1階
アクセス:JR各線、都営地下鉄大江戶線 代々木駅から徒歩3分 東京メトロ副都心線 北参道駅徒歩5分
営業時間:昼の部13時〜17時 / 夜の部19時〜5時
座席数:24席
TEL:03-6804-5968
URL:https://xn--ndkue445j0zol1f8s7c.com/

●「昭和歌謡酒場 UFO」昼カラ営業

営業開始日:2023年11月11日より営業開始
営業日時:毎週月・火・木・金・土・日(定休日:毎週水曜日)
営業時間:13時〜17時
料金:1,500円(税込)/時間 ※延⻑料金750円(税込)/30分毎
ドリンク飲み放題、歌い放題、駄菓子付き

 

高齢者の認知症予防に効果があるとされているカラオケ。昼カラをしている店舗が減ってしまったことで、中々カラオケにいけなくなってしまったという方も多いのではないでしょうか。

11月11日より「昭和歌謡居酒屋 UFO」でスタートする昼カラ営業。ストレス発散にもなるので、ぜひ足を運んで懐メロを熱唱してみてはいかがでしょうか。

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