難病闘病中のセリーヌ・ディオン、3年以上ぶりに公の場に

難病闘病中のセリーヌ・ディオン、3年以上ぶりに公の場に

 スティッフ・パーソン症候群を患っていることを公表しているセリーヌ・ディオンが、現地時間2023年10月30日の夜、米ラスベガスのTモバイル・アリーナで行われたNHLの試合に出席し、3年以上ぶりに公の場に姿を現した。

 ディオンは、22歳のルネ=シャルル、13歳の双子エディとネルソンの3人の息子とともに、地元モントリオール・カナディアンズとラスベガス・ゴールデンナイツの対戦に足を運んだ。試合後、ディオンはモントリオール・カナディアンズの陣営や選手と握手や写真撮影に応じ、物事をやり抜く力や健康を維持する方法についてアドバイスした。チームは翌日、「ケベックのアイコンがラスベガスで出会うとき……」というキャプションとともに、チームとディオンが対面する動画をインスタグラムで公開した。

 57歳のディオンが生き生きと話す様子に、コメント欄のファンは歓喜した。あるファンは、「彼女のことが本当に恋しかったです!やっとまたクイーン@celinedionの姿が見れて嬉しいです!」と書き込むと、別のファンは「セリーヌ、やっとあなたの姿を見ることができて魔法のよう!元気で、健康でいてください!私たちはあなたに会いたくてたまらないです!!!」とコメントした。

 【グラミー賞】を5度受賞しているディオンは、2022年12月に100万人に1人の割合で発症するとされる、制御不能な激しい筋肉の痙攣を特徴とする稀な疾患であるスティッフ・パーソン症候群と診断されたことを公表していた。12月8日に投稿した動画で、「みなさんご存知のように、私は何も隠し事をしません。これまではお伝えする準備ができていませんでした」と彼女は述べ、「でも、もう心は決まりました……長い間、健康上の問題を抱えていて、この難題に直面し、これまで経験したことをすべて話すことは本当に難しかったです」と明かした。

 症状や医療チームがどのようにして彼女の診断に至ったかを説明した後、「残念ながら、この痙攣は私の日常生活のあらゆる面に影響を及ぼしています。歩行やこれまで歌っていたように声帯を使うことに支障をきたしています。悪戦苦闘していることを認めざるを得ません。私が知っているのは歌うことだけで、それが私の人生でずっとやってきたことなのです」と続けていた。

 この発表を受けて、2023年に予定されていたツアー日程は中止または2024年に延期となっている。

関連記事リンク(外部サイト)

セリーヌ・ディオン、プライド月間を祝う約5時間に及ぶプレイリスト公開
セリーヌ・ディオン、稀な神経疾患との闘病のため欧州日程をキャンセル「私は諦めていない」
セリーヌ・ディオン、約3年ぶりとなる新曲「Love Again」を配信

  1. HOME
  2. エンタメ
  3. 難病闘病中のセリーヌ・ディオン、3年以上ぶりに公の場に

Billboard JAPAN

国内唯一の総合シングルチャート“JAPAN HOT100”を発表。国内外のオリジナルエンタメニュースやアーティストインタビューをお届け中!

ウェブサイト: http://www.billboard-japan.com/

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。