エミネム、人気曲にちなんだ“マムズ・スパゲッティ”ソースを発売

エミネムが、現地時間10月26日にホットな新作をリリースするが、彼のファンが期待していたものではないようだ。エミネムは、地元の米デトロイトと米ニューヨークにオープンした“マムズ・スパゲッティ”レストラン以外にも“ルーズ・ユアセルフ”ブランドを展開することを明らかにした。
エミネムは、「デトロイトからあなたのキッチンに[スパゲッティのemoji]#momsspaghetti のソースは10/26から発売」と、2009年のアルバム『リラプス:ザ・リフィル』に収録された「ドロップ・ザ・ボム・オン・エム」を使った動画とともにツイートした。この短い動画では、スパゲッティソースの瓶が空から落ちてきて、伝統的な赤と白のチェック柄のテーブルクロスの上にぶちまけられたあと、「The sauce is dropping(ソースがドロップする)」というメッセージが表示されている。
ファンはエミネムのすることが何でも好きだが、このツイートに対するコメントがすべてをもの語っている。あるファンが「アルバムを発売して」と書き込むと、別のファンがこれに賛同し「あなたはアルバムをリリース、私はソースを買う、取引成立」と綴り、中には「私たちがアルバムを発売してと言ったのはこういう意味じゃない」と嘆くファンもいた。
“マムズ・スパゲッティ”はもちろん、2002年に【アカデミー賞】を受賞したエミネムの映画デビュー作『8マイル』の挿入歌「ルーズ・ユアセルフ」の象徴的なリリックへのオマージュである。エミネムは曲中で「His palms are sweaty, knees weak, arms are heavy/ There’s vomit on his sweater already, mom’s spaghetti」とラップしている。
2021年9月に米デトロイトに“マムズ・スパゲッティ”1号店を開店した後、エミネムは2022年2月にスーパーボウルのためポップアップストアを米ロサンゼルスに出店し、同年11月には米ニューヨークに店舗をオープンした。ソースのニュースは甘美(レシピはまだわからないため、辛辣かもしれない)だが、コメントした人々が本当に望んでいたのは、エド・シーラン、ジュース・ワールド、ドン・トリヴァー、Qティップ、アンダーソン・パーク、ヤングM.A.などとコラボした2020年のアルバム『ミュージック・トゥ・ビー・マーダード・バイ』に続く新作に関する続報のようだ。
関連記事リンク(外部サイト)
エミネム、51歳の誕生日を祝ってくれたファンに感謝
50セント、デトロイト公演にエミネムが飛び入り参加
エミネムの楽曲使用停止を求められた共和党大統領候補が歌詞で反応

国内唯一の総合シングルチャート“JAPAN HOT100”を発表。国内外のオリジナルエンタメニュースやアーティストインタビューをお届け中!
ウェブサイト: http://www.billboard-japan.com/
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。