「三田製麺所」15周年! 究極の特濃つけ麺からTKM・ざる中華まで新メニュー続々

全国のラーメンを食べ歩くラーメンミュージシャン、井手隊長です。日本最大級のつけ麺ブランド“つけ麺 三田製麺所”が今年で15周年。2008年に東京港区の三田で創業し、2017年から店舗を急拡大、現在は全国41店舗、香港でも5店舗を運営する一大チェーンだ。

そんな“三田製麺所”が15周年を記念して新メニューを11月1日から発売開始。濃厚つけ麺ブームを平成・令和と走り切っている“三田製麺所”らしい新メニューで、まさに15周年にふさわしいラインナップとなっている。

まず全店で提供開始されるのが、「特濃つけ麺」(¥1050)だ。看板メニューである濃厚なつけ麺をさらにパワーアップさせ、超濃厚なドロドロのスープを完成。

極太麺にこれでもかと絡みつく特濃スープはつけ麺ファン悶絶間違いなしだ。刻み柚子がいい香りと清涼感を与え、最後まで飽きずに楽しめる。

そして、驚いたのが「たまごかけ麺(TKM)」(¥1000)だ。TKMをチェーン店で展開するのは正直勇気が要っただろう。これまでは自家製麺に絶対的な自信のある個人店にだけ許されてきたメニューというイメージだったが、そこに“三田製麺所”が殴り込みをかける。

つけ麺の麺をそのまま使うのではなく、太めの縮れ麺を今回のために開発。これが嬉しかった。

高級卵を贅沢に2個使用し、麺の下には鯛、カツオ節、昆布、椎茸のダシを合わせた特製タレが敷かれる。

若干タレが強めでしょっぱい印象はあったが、とにかく麺が旨い。“三田製麺所”の麺への自信を感じる一杯だ。

豪快に箸とレンゲでメレンゲ状になるまでかき混ぜて食べるのがオススメとされているが、しょっぱいのが苦手な人は少しずつかき混ぜて絡めて食べると良いだろう。

トリュフオイルや牡蠣だし醤油でガラッと味変もできるし、締めのたまごかけご飯も楽しい。
フードコート店除く国内の全店で発売される。

さらにシブい新メニューが「ざる中華」(¥980)だ。つけ麺の原点とも言うべき“丸長”や“中野大勝軒”のようなクラシックな一杯を意識した、15周年にふさわしい原点回帰な一杯。

甘さと酸味がうまく調和したシャバ系のスープで、ウェービーな麺が爽やかにスープを持ち上げる。大きめに切られたネギや、ノスタルジックなチャーシューもたまらない。

アトレ浦和店、吉祥寺店、なんば CITY 店、原南インター店、大船店、ダイバーシティ東京プラザ店で発売される。

15周年記念記者会見では大食い双子YouTuberのはらぺこツインズがイベントを盛り上げた。

最新トレンドからクラシックな一杯までをカバーした15周年新メニュー。ぜひご堪能あれ。

(執筆者: 井手隊長)

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