映画『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』提訴で小説家・久美沙織先生が敗訴 / 私の請求は棄却されました

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小説家の久美沙織(くみさおり)先生が、3DCGアニメーション映画『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』に関する出来事で長野地裁に提訴していた件で、敗訴したことが判明した。

ドラクエ小説でも有名な人気作家・久美沙織先生

すでにご存じの方も多いと思うが、久美沙織先生は『ドラゴンクエスト 精霊ルビス伝説』や『小説ドラゴンクエストIV~VI』をはじめ、数々のファンタジー作品を執筆してきた人気作家。

主人公の名前を無断で使用された

久美沙織先生は映画『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』の登場する主人公の名称がリュカであることを指摘。リュカという名は久美沙織先生が執筆した『小説ドラゴンクエストV』の主人公と同名であるため「主人公の名前を無断で使用された」と主張し、映画の製作委員会を長野地裁に提訴していた。

<久美沙織先生のXツイート>

「2019「DRAGON QUEST YOUR STORY」製作委員会さまを提訴しました」

誠実な対応がなかった

当初、久美沙織先生は製作委員会側と話し合いを進めていたものの、誠実な対応がなかったとのこと。それにより、最終的に製作委員会を長野地裁に提訴したようである。

久美沙織先生は敗訴を報告

提訴をしたのは2019年のこと。それから数年が経ち、2023年10月20日、久美沙織先生は自身の公式X(旧Twitter)にて敗訴したことを報告している。

<久美沙織先生のXツイート>

「映画『ドラゴンクエスト ユアストーリー』私の請求は棄却されました。敗訴です。くわしくはまたのちほど」

久美沙織先生「くわしくはまたのちほど」

今回の結果に関する詳細は不明だが、現在は「敗訴した」というこことだけが判明している。久美沙織先生は「くわしくはまたのちほど」とツイートしていることから、今後、どのような経緯で敗訴に至ったのか語られると思われる。

彼女のドラクエ小説はファンに感動と夢を与え続けている

日本中のゲームファンを感動させ続けている『ドラゴンクエスト』シリーズ。ファミコンやスーパーファミコンの時代、そんなドラクエの世界をさらに深いものにし、想像力を膨らませてくれた久美沙織先生の小説。今もなお、彼女のドラクエ小説はファンに感動と夢を与え続けている。




※記事画像は『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』ブルーレイソフトパッケージより

(執筆者: クドウ@地球食べ歩き)

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