ファイターズのレプリカユニフォーム、 公式と刺繍屋さんにお願いしたものを比較してみた

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普段あまりプロ野球を見ない人では、まだ北海道日本ハムファイターズのユニフォームが変わったことを知らない人もいるだろう。2022年シーズンから11年ぶりに変更となった。それに伴って、22年からオンラインストアやオフィシャルストアで新ユニフォームの販売が始まった。

旧ユニフォームはレプリカでも背ネームや背番号は刺繍されていたのだが…

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新ユニフォームのレプリカは紙のようなペラペラしたシートを圧着させており、何度が洗濯をするとシートが“ケパケパ”してきたり、アイロンで直せるものの、シートが剥がれてきたりと、旧ユニフォームよりもクオリティが下がっていると感じざるを得ない仕様になっている。

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札幌駅前にあるオンデック、エスコンフィールド北海道内のフラッグシップストアでは、刺繍仕様のワッペンを一文字ずつ購入し、その場で圧着してくれるというサービスもあるが、こちらは現在ネット販売は対応していないようで、現地に行かなければ購入することができない。刺繡仕様なので高級感はあるものの、結局は圧着であるため、気をつけて洗濯やメンテナンスをしなければならないのは変わらない。

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昔のような刺繍のユニフォームが欲しい…と考えていたところ、見つけたのが愛知県にある刺繍専門店真野ししゅうさんだ。こちらは草野球や少年野球のユニフォームや、プロ野球の応援刺繍ユニフォームなどを1着からオーダーで作ってくれる。応援歌や選手のシルエットを入れることも可能だが、どうしても値段が高くなってしまう。しかし背ネームと背番号だけだと約1万円でオーダーが可能だ。
まずは球団が販売している公式ユニフォームの背番号などが入っていないブランクのものを購入。真野ししゅうさんに注文を入れ、担当者宛てにユニフォームを送るだけ。送ったユニフォームに刺繍を入れてもらい、返送されるのを待つ、というのが流れだ。

こうして約25日間ほどで完成し、手元に届いたユニフォームがこちら。

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左が刺繡ワッペンを圧着したユニフォーム。右が今回真野ししゅうさんにお願いして加工していただいたユニフォーム。
若干真野ししゅうさんの青色が明るく感じるが、ほぼ気にならない。フォントやサイズ感などは公式の圧着とほぼ一緒。
清水優心選手のユニフォームはワッペン圧着したものを1着持っていたのだが、先日鎌ケ谷スタジアムでユニフォームにサインをいただき、これはもう二度と着ることができない…と思い、球場に着ていく用として今回購入した。大切に使えばかなり長持ちする上、見た目もカッコいい刺繍ユニフォームが手に入り、かなり満足している。

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レプリカユニフォームに納得がいっていないファイターズファンの皆さん、真野ししゅうさんに刺繍をお願いすることを検討してみてはいかがだろうか。

【真野ししゅう HP】

https://www.mano-sisyu.jp/

(Written by 大井川鉄朗)

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