映画『ザ・クリエイター/創造者』は評価されるのか? ギャレス・エドワーズ監督らが想いを語る特別映像解禁

『GODZILLA ゴジラ』『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』で知られるギャレス・エドワーズ監督最新作にして、『TENET テネット』でも主演を務めたジョン・デヴィッド・ワシントン、『インセプション』などハリウッド大作への出演が続く日本を代表する俳優・渡辺謙が豪華共演を果たす、映画ファン必見の『ザ・クリエイター/創造者』が10 月20日(金)に劇場公開となります。

本作の舞台は、今からそう遠くない 近未来 AI と人類の激しい戦いが繰り広げられる世界で、AI と人類の絆の物語が描かれる。先日レビューが解禁され、「今年の最高の映画であり、過去最高のSF 映画」「世界観が美しいだけでなく、ストーリーも本当に感動的」「これまでとは異なる豊かな未来のビジョンを見ているような感覚だ」等と、早くも国内外の映画評論家を中心に絶賛の声が相次いでいる本作。この度、本作が高い評価を獲得している所以が垣間見える特別映像が解禁となりました。

本作を手掛けたギャレス・エドワーズ監督は、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』で世界中を興奮と感動の渦に包み込んだ人物。壮大な世界観と、心震わすヒューマンドラマを得意とする彼が新たに描き出したのは、今から約50 年後、AI が社会の一部になった世界の物語。人類存亡の鍵を握るとされる超進化型AI の少女〈アルフィー〉と出会った元特殊部隊の〈ジョシュア〉は、暗殺対象とされていたこの少女を、ある理由から守り抜くと決意。AI と人間の関係性を超えた、壮大な“愛”の物語が幕を開ける――。

【動画】映画『ザ・クリエイター/創造者』特別映像|今を生きる者に、AIは救いか、脅威か、を問う
https://www.youtube.com/watch?v=CNcz9ncY3y0

今回解禁されたのは本作の特別映像で、本編の印象的なシーンと共に、本作に込めた想いをクリエイターやキャスト陣が語っている。ギャレス監督は「本作の撮影中にもAIは進歩した 人類は転換期にいる」とコメント。AIが人類に取って代わる未来が叫ばれている昨今、本作が今を生きる私たちにとって、より身近に感じられる作品に仕上がったと話します。映像内では、見るからにロボットであることが明白なAI から、少女アルフィーや、後頭部がアルフィーと似た様相の渡辺謙演じるハルンらのような、AI ながらも人間そっくりなビジュアルを持つ表情豊かな模造人間(シミュラント)が登場。どちらも、あたかも人間と同じく自身の意思や感情に従い行動しているかのように感じられます。ギャレス監督は、AIをよりリアルに、人間に近い存在として描くことで、AIと人間は何が違うのか、AIと人間どちらが正しいのか、AIと人間は手を取り合って生きられるのかといった、近い将来、私たちが現実世界で直面するかもしれないテーマを投げかけます。

ギャレス監督は、別のインタビューで「完全にリアルに感じられるAIが存在するとして、それがやっていることを気に入らなかったとしたらどうすべきか?スイッチを切ればいいのか?それともスイッチを切るのは間違った行動なのか?AIがスイッチを切ってほしくないと思ったとしたら?」とコメント。また、「もしもAIに乗っ取られ始めている世界で、人類が唯一勝利する方法が、6歳の子どもの姿をしたAIを消し去ることであったとしたら、世界を救うためにその子どもを殺せるか?」とも話しています。

本作は、日々進歩し続けるAI との付き合い方を考えるべき転換期にいる私たちに、人間とは何か、命とは何か、愛は障壁を超えられるのかを問いかける物語なのです。そんな本作について、主演のジョン・デヴィット・ワシントンは、「信念を揺さぶられる映画だ」とコメント。観る者の心を大きく揺さぶる壮大且つ熱いドラマに期待できそう。映画『ザ・クリエイター/創造者』はいよいよ10月20日(金)劇場公開!かつてない世界観で描かれるAI と人間の関係を超えた、壮大な“愛”の物語の幕が開く――。

(C)2023 20th Century Studios

  1. HOME
  2. ガジェ通
  3. 映画『ザ・クリエイター/創造者』は評価されるのか? ギャレス・エドワーズ監督らが想いを語る特別映像解禁

藤本エリ

映画・アニメ・美容が好きなライターです。

ウェブサイト: https://twitter.com/ZOKU_F

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。