ポケットに入るクラムシェル型ゲーミングPC「GPD WIN Mini」が12月発売へ
天空は9月26日、7インチのタッチディスプレイを搭載するクラムシェル型のポータブルゲーミングPC「GPD WIN Mini」を12月下旬に発売することを発表しました。同日からGPDダイレクト、Amazon、ハイビーム公式オンラインストア、UMPC専門店ハイビーム秋葉原本店・大阪なんば店で予約受付を開始しています。
ポケットに入るコンパクトサイズ
バックライト搭載のフルキーボードと左右のアナログスティック、方向キー、ABXYキー、L1/L2とR1/R2ボタン、押下によるL3/R3、キーボード上にカスタマイズ可能なL4/R4キー、ゲームパッドの間にタッチパッドを搭載するゲーミングPC。
本体サイズはW168×D109×H26mmで、重量は約520g。閉じた状態で、ジーンズのポケットに入るコンパクトサイズを実現しています。
史上もっともパワフルなポケコン
CPUにZen4アーキテクチャーのAMD Ryzen 7 7840U、GPUにRDNA3アーキテクチャーのAMD Radeon 780Mグラフィックスを搭載し、8.6TFLOPSの演算処理を実現。「史上もっともパワフルなポケコン」と、その特徴を表現しています。
CPUはAMD Ryzen 7 7840Uの他、AMD Ryzen 5 7640Uが選択可能。Ryzen 5でも5.8TFLOPSの処理速度を持ち、電力を抑えた20Wの動作ではRyzen 5でも十分なパフォーマンスが出るとしています。メモリーとストレージは、Ryzen 7では64GB/2TB、32GB/2TB、32GB/512GBの構成が選択でき、Ryzen 5は16GB/512GBの構成のみ。
7インチディスプレイは解像度が1080Pで、リフレッシュレートは最大120Hz、輝度は500nit。
ジョイスティックにはドリフトが発生しないホール効果センサーを採用し、3軸重力センサーと3軸ジャイロセンサーを搭載。デュアルリニアモーターによる振動フィードバック機能も利用できます。
サウンド面では、デュアルAACスピーカーを搭載し、DTS:X Ultra認証の7.1chサラウンドを実現。ゲームだけでなく映像コンテンツも臨場感のあるサウンドが楽しめます。
インタフェースも充実。USB4 Type-CポートとUSB 3.2 Gen2 Type-Cポート、OCuLink(SFF-8612)ポート、3.5mオーディオジャック、microSDカードスロットを搭載します。特にOCuLinkポートは、外付けGPUユニット「GPD G1」の接続時に高速インターネット接続を含む最大のパフォーマンスを発揮します。
先行予約販売の価格は、Ryzen 5/16GB/512GBのモデルが11万5100円(税込)、Ryzen 7/32GB/512GBのモデルが14万2800円(税込)、Ryzen 7/32GB/2TBのモデルが16万5000円(税込)、Ryzen 7/64GB/2TBのモデルが18万7400円(税込)。Ryzen 7/64GB/2TBのモデルは予約販売のみの取り扱いとなります。
ポータブル ゲーミングPC 第2回 フェス 開催 ── 元祖ポータブルゲーミングPCメーカー’’GPD’’大特集【GPD CEOのWade氏来日ゲスト出演決定!!】 #pgf(YouTube)
https://www.youtube.com/live/imVkDZ69ltc?si=-N-VkHAZ3b_s5zDv
GPD WIN Mini – GPDダイレクト
https://gpd-direct.jp/pages/gpd-win-mini[リンク]
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宮原俊介(エグゼクティブマネージャー) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長、2019年12月~2024年3月に編集主幹を務め現職。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます
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