【群馬県安中市】羊がモチーフの羊神社と、丘陵地の地形を進む
日本中では目まぐるしく、日々いろんなイベントがひらかれている。「そんな日本には、どのような土地があるのだろう」と、写真家として活動している私(仁科勝介)は、“平成の大合併”時に残っていた、旧市町村をすべて巡る旅に出た。その数は2000を超える。
今回、地域や自治体、企業の取り組み、新商品などの情報を発信するニュースサイト「ストレートプレス」で、それらを紹介する機会をいただいたので、写真を添えて連載をスタートした。
「ストレートプレス」内に登場するローカルな市町村と、関係があるかもしれない。
今回は、群馬県安中市を写真とともに紹介する。
Vol.69/群馬県安中市
お稲荷さんと言えば狐だが、安中市には羊神社があるとのことで、行ってみることにした。緩やかな丘陵地を進んだ先に、木々に囲まれてひっそり佇む神社だ。大きな看板も、大小さまざまな像も羊がモチーフになっていた。
その羊とは、「羊太夫」という人物を指す。羊太夫は奈良時代に上野国で活躍した伝説上の人物だ。実在していたかどうかはわからないわけだが、今もその名残が神社として残されているわけで、その時代にタイムスリップしてみたいものだなあと思う。
安中市の中心部を訪れると、東西に碓氷川が流れていることに気づく。川の周辺部は低地になっているが、それを囲むように南北では丘陵地が広がっているのだ。隣接する高崎市の市街地とは15kmも離れていないのに、感じられる雰囲気がまったく違うことには、驚くばかりだった。
次回は、群馬県旧東村(東吾妻町)を写真とともに紹介予定。
(仁科勝介)
仁科勝介(Katsusuke Nishina にしなかつすけ)/かつお
写真家として活動。1996年、岡山県倉敷市生まれ。広島大学在学中に、日本の全1741の市町村を巡る。
『ふるさとの手帖』(KADOKAWA)、『環遊日本摩托車日記(翻訳|邱香凝氏)』(日出出版)をはじめ、2022年には『どこで暮らしても』(自費出版)を刊行。
旧市町村一周の旅『ふるさとの手帖』:https://katsuo247.jp
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