「19世紀の海が舞台の『エイリアン』のような話」 アンドレ・ウーヴレダル監督らが語る『ドラキュラ/デメテル号最期の航海』
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ブラム・ストーカーによる名作小説「吸血鬼ドラキュラ」から、最も恐ろしいと評される“第七章”を初めて映画化した『ドラキュラ/デメテル号最期の航海』が9月8日より公開。特別映像をご紹介する。
映像では、監督のアンドレ・ウーヴレダル(『スケアリーストーリーズ 怖い本』『ジェーン・ドウの解剖』)、主人公のクレメンスを演じたコーリー・ホーキンズ、船長役のリーアム・カニンガムらが登場し、本作と“ドラキュラ”の恐ろしさについて語っている。インタビュー映像の合間には、ハビエル・ボテットが演じるモンスターのようなルックスのドラキュラが人々を襲う、おぞましい本編映像もたっぷりだ。
小説の「吸血鬼ドラキュラ」が刊行されたのは100年以上も前。キャラクターとしての認知が広まり、“ドラキュラ”=“恐ろしい存在”という印象は薄れている現代だが、ウーヴレダル監督は「本当に怖いドラキュラ映画にしたかった」と意気込みを見せる。
今回の映画は、毎夜不可解な出来事に襲われるデメテル号の船長の日誌をメインとする“第七章”を、初めて映像化したもの。その船には、血に飢えたドラキュラが身を隠して乗船しており、船員たちはドラキュラの格好の餌食となってしまう。ウーヴレダル監督は、逃げ場のない洋上で船に潜む恐ろしい何かと対峙する本作を「19世紀の海を舞台した『エイリアン』的な話だ。ドラキュラがエイリアンさ」と分かりやすく表現。「その設定だけでエキサイトする」と制作を楽しんだ様子を垣間見せ、「極限の恐怖を劇場体験できる」と付け加える。主演のコーリー・ホーキンズは、「観れば分かる。まさに魔力だよ!」とドラキュラの脅威を振り返った。
『ドラキュラ/デメテル号最期の航海』
9月8日(金)全国公開
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