東京都品川区の建築物の解体がネットで問題視 / 厚生労働省職員が対応・品川区役所もコメント発表

東京都品川区にて、「重機の横転」「隣のマンション破壊」「粉塵被害」などが懸念される危険な解体が行われているとの情報が、インターネット上で拡散していました。

ガードしきれてない部分もあり倒壊が心配

2023年9月4日午後、実際に現場に行ってみると、両脇を建築物に挟まれた土地で解体作業が行われていました。建物と解体物件の間にシートが張られ、ガードされていましたが、ガードしきれてない部分もあり倒壊が心配ではあります。

重機が瓦礫の上に傾いた状態で停車

瓦礫が歩道や車道に崩れてくるのではないかと不安になる気持ちも理解できます。重機が瓦礫の上に傾いた状態で停車しているため、横転が心配でもあります。

厚生労働省職員が現場をスマホで撮影

品川区職員と厚生労働省職員が駆け付け、解体業者らと話をしていました。厚生労働省職員は現場をスマホで撮影するなどし、その場を去りました。また、この件について品川区役所が公式X(旧Twitter)にてコメントを発表しています。

<品川区のXツイート>

「南大井3-33の解体工事現場について、区へ何件かお問い合わせをいただいているところです。区にて、現地を確認したところ、安全対策・手続きに不備があったため、現在工事の停止を指示しています。今後、関係各所において必要な安全対策・手続きを指導し、安全確保を図る予定です」

解体現場の前は通らないほうが良いかも

品川区役所はXツイートにて「安全対策・手続きに不備があった」と断定しています。つまり、いまは危険な状態にある可能性があります。

解体現場の目の前の歩道と車道には、品川区が設置したカラーコーンがありましたが、念のため、解体現場の前は通らないほうが良いと思われます。


(執筆者: クドウ@地球食べ歩き)

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