『オオカミちゃんには騙されない』参加の人気俳優・中尾暢樹「人ともう少し真面目に向き合おうかな」恋愛観は“めちゃくちゃ変わった”撮り下ろしインタビュー

Netflixリアリティシリーズ「オオカミちゃんには騙されない」の最終回となる第12話が2023年8月20日配信され、9月3日には全話一挙世界配信となります。参加メンバーである中尾暢樹さんの撮り下ろしインタビューをお届けします。

新しい未来のテレビ「ABEMA」で2017年にスタートし、13シリーズで累計視聴数3億回を突破する人気恋愛番組シリーズの最新作「オオカミちゃんには騙されない」がNetflixで独占配信! 9月3日(日)より世界配信されます。

本作は、最高の恋をするために集まった男女10人が参加。女性メンバーの中には恋することができない「“嘘つき”オオカミちゃん」が1人以上潜んでいます。恋と嘘が交差し、また第1話で明かされた「オオカミちゃん」が葛藤する新展開から目が離せません。日本では8月20日に最終回の配信を迎えました。

参加メンバーの1人、マサキ(中尾暢樹)さんは、スーパー戦隊シリーズ『動物戦隊ジュウオウジャー』(2016年2月放送開始)で主演、10月に上演されるライブ・スペクタクル「『NARUTO-ナルト-』」~忍の生きる道~でも主人公うずまきナルト役を務めるなど、既に数々の映像、舞台作品で活躍中の旬な人気俳優さんです。

そんな彼が今回恋愛リアリティーショーに参加! 出演についての振り返り、恋愛観などお話を伺いました!

――恋愛リアリティーショーはたくさん作品がありますが、視聴者の皆さんはどこまで決まっているのか、台本があるのか、というところがズバリ気になっていると思います……(笑)。

中尾:台本はないですよ。本当にみんなが自分の心のままに人と向き合おうとして来ているので、「台本はないぞ!」とハッキリ書いておいてください(笑)。

――これまで「オオカミちゃん~」はABEMAで配信されていましたが、今回Netflixでの配信になります。何か違いは感じますか?

中尾:違いとしては、単純に参加者の年齢層が上がったのはありますよね。あとは……。

――行く場所が豪華になっているなとは思いました(笑)。

中尾:そうそう(笑)。でも、僕は過去シリーズのことはよくわからないんですけど、今回年齢層が上がっているし、ABEMAからNetflixになって視聴者の年齢層も広がっていると思います。みんなでお酒を飲んだりもしてました。

――5箇所の日本の名所に行き撮影をする共同作業ミッションがありましたが、印象に残っているところは?

中尾:最初の名所のダイヤモンド富士はやっぱり絶景でしたね。しかも、生で観れて。光とか空気感って現地じゃないと感じられない雰囲気があるから、写真を観て少しでも素敵だな、と思ったら行ってみてほしいです。あの現地に行くのも大変ですけどね(笑)。でも、行く価値はすごくあると思います。朝の澄んだ空気で最高でした。

――ご自身で配信になった映像を観ていかがですか?

中尾:僕がいない部分の会話などが聞けるので、それはすごく面白いなって。例えば3話のときに、3人でデートしたんですけど、その間にWho-yaがMikakoと話していた会話を初めて聞きました。

――客観的に見て、自分の立ち回りなどどう感じますか?

中尾:恥ずかしいです(笑)。自分の姿や声があまり好きじゃないので。こうやって普段喋ってるんだ、とか。芝居で役が入っている状態じゃないから、少しゾワッとします(笑)。全然変じゃないよ、とは言われるんですけど、自分ではうわー、となっちゃう。

――ドラマなど作品を演じているときは、その役になりきっているので、自分だけど自分ではないですものね。

中尾:そうです、役によって発声も違うし。今回は素に近い状態なので新鮮です。

――中尾さんは現場経験も豊富ですし、最初からきちんと仕切り役というか、リードしていく役割なんだなと思いました。さすがしっかりされているな、と。

中尾:ありがとうございます(笑)。あまり意識はしていないですけどね。でも、みんな仲良くしたいなという想いが強いのかもしれないです。みんなのことを知りたいし、空気感も良くしたい。でも、最初だからそう見えただけかもしれないですよ? 最初はちょっと頑張っていただけかもしれないです。第1話は初対面だったので「初めまして」という感じだったけど、友達との会話の仕方って全然変わってくるので、その変化が観ていて面白いと思います。どんどんみんなが仲良くなって、ふざけたりし始めて。

――今回参加されて、自分の新たな一面を発見できたなどありましたか? こんな気持ちになるんだ!など。

中尾:終わってから思いました。人と向き合うことに対して、もう少し真面目に向き合おうかなと思いました。今回こうしてみんなと出会っていなかったら、全然仲良くなっていない人も絶対にいると思うし、普段の現場では、そこまで人のことを見ていなかったのかな?とは思いました。

――年齢を重ねて、恋愛観は変わってきましたか?

中尾:めちゃくちゃ変わってきました! 昔は相手から束縛や嫉妬をされるのが普通のことだと思っていました。「まあ、彼氏だしな」みたいな。でも今は、付き合っていく上で、相手を女性として見ていたのが、一緒に生きて歩いていけるのか、と“人として”見るようになったかも。彼氏彼女じゃなくて、パートナーですよね。そういう考えに変わってきているかもしれないです。束縛も全部が悪いわけではないし、その人同士の相性かなとは思いますけど、お互い自立していたほうがいいな、と思います。

――好きになる相手のタイプも変わられたりしましたか?

中尾:今までもあまりタイプはないんですよね。強いて言えば、犬よりは猫っぽい人かな。気まぐれというか。

――どんなところに魅力を感じますか?

中尾:自分を持っている人は素敵だなと思います。だから、会いたいと言うときは、本当に会いたいんだな、と信頼もできる。会いたくないときがあるからこそ、みたいな。そのほうがわかりやすいですよね。
好きになった人がタイプ……という感じです。どんな人を好きなのか自分でもわからないので、観ている方に客観的に教えてほしいです!「中尾くんはこんな人がタイプですよね」と(笑)。

――仲の良い男子メンバーはいらしゃいますか? 終わったあとの交流は?

中尾:5人全員仲良いですよ! ご飯に行ったりもしました! 男同士って仕事の話か、馬鹿話しかしないですけど(笑)、これからのこととか話しています。

――収録期間中、一緒に過ごされて印象に残っていることはありますか?

中尾:ロビンくんがカメラマンなので、みんなの写真をめちゃくちゃ撮ってくれていて、それが全部素敵でした!

――今回、珍しくオオカミちゃんが誰なのか、第1話で視聴者に明かされる形でしたね。

中尾:じゅりはいつの間にあんなインタビューを撮っていたんだ、と思いました(笑)。あのときの涙はそういう意味だったのか、など合点がいった、という感じです。

――今回はオオカミくんはいなかったですが、自分がもし嘘をつかなければいけない立場で参加することになったら、どうしますか?

中尾:僕は絶対にあんなじゅりみたいに泣けないと思います。「どう掻き回してやろうかな?」みたいなゲーム性を重んじてしまいそうで。楽しそうじゃないですか(笑)。僕はそういうの好きなんです。人狼ゲームでも、人狼役が大好きな人だから(笑)。

――人狼ゲームはゲームですが、あの場は恋愛の場なので、相手を好きにさせたらかわいそうじゃないですか?

中尾:かわいそうですね~(笑)。

――まったく思ってないですね!? ひどい(笑)!!!

中尾:恋愛しないオオカミ役で行くんですから。でもだからこそ、じゅりの涙や感情はとても素直で素敵だなと思いましたね。

――むしろオオカミ役をやりたかったですか?

中尾:やりたかったですね! もし、僕がオオカミ役をやっていたら、「何がいけないの?」という顔をするかもしれないので、逆に向いてないかもしれないです(笑)。

――では、嘘をつくのは得意だと思いますが、見抜くのは得意ですか?

中尾:それは苦手ですね。すぐに相手を信じちゃう。みんな善人に見えちゃうから。

――今回、参加されているときは、オオカミちゃんが誰か見抜けていました?

中尾:全然わからなかったです(笑)。僕はオオカミかどうか、ということはあまり大事に考えていなくて、まず人のことを好きになれるかどうかが不安だったから。オオカミかは一旦置いておいて、“人となりを全員ちゃんと見よう”というところから始まっていますね。

――最初は、スタジオで見守るメンバーかなと思っていたので、参加者にいらっしゃってビックリしました! すでにこれまでの活動で中尾さんを応援してくださっているファンの方も多いと思いますが、どう楽しめばいいですか……?

中尾:純粋に観てほしいなと思います。ちゃんと僕の想いや恋愛観とか、僕のことを今回知れることがとても多いと思います。いろんな経験をしてきて、だからこそお芝居できるところもあるし。

僕は役者をやっていますけど、そうではない感情を出す仕事じゃなくても、普通に皆さん恋愛しているじゃないですか。そういう中で響くところや、共感する部分も絶対あると思うんですよ。そういったところで共感だったり、自分の恋愛に活きたり、「こういう考えの人、私は苦手だな」と気づいたり、少しでもプラスになれば嬉しいなと思います。

だから、僕はあまり隠さずに自分の恋愛の話とかもするし、こうやって僕は生きてきて後悔していないから話せるし、“こういう恋愛がしたい”と理想があるからそれを提案して、それを観て皆さんがどう思うか、という感じかなと思っています。

後半にかけてどんどん僕の素が出てくるので、そこは観てほしいかな。最初のほうを見返していても、めっちゃ外面の顔してる、と自分では思うので(笑)。

あと、話数を重ねるに連れ、それぞれの人となりが見えてきます。恋愛だけの話じゃなくて、こういうことを大事にしているとか、ただ楽しく料理を作っている姿がカッコいいとか。どんどんみんなのことに愛着が湧いてくると思うから、それも楽しいと思います。

――ありがとうございました!

[撮影:冨田 望]

作品情報

Netflixリアリティシリーズ「オオカミちゃんには騙されない」
スタジオ出演:横澤夏子、滝沢カレン、RIKU (THE RAMPAGE)、矢吹奈子
出演者:白鳥大珠、中尾暢樹、Who-ya(Who-ya Extended)、古屋呂敏、米村知希
大久保桜子、ギャビー、JU!iE、西村歩乃果、Mikako(FAKY)
ゲスト:第1話〜3話 屋敷裕政(ニューヨーク)、第4話〜6話 山添寛(相席スタート)、第7話〜12話 平子祐希(アルコ&ピース)
主題歌:BTS 「Lights」発売元(Def Jam Recordings)
挿入歌:BTS 「FAKE LOVE -Japanese ver.-」発売元(Def Jam Recordings)
制作著作:ABEMA
制作協力:テレビマンユニオン
話数:全12話
作品ページ:http://netflix.com/オオカミちゃんには騙されない
概要:最高の恋をしたい20〜30代の男女10人。しかし、女性メンバーの中には恋することができない「“嘘つき”オオカミちゃん」が1人以上潜んでいる。10人は共同作業ミッションに挑​​み、女性から男性への「中間告白」、男性から女性への「最終告白」へと進んでいく。気になる彼女はオオカミちゃんなのか、その言葉は本当なのか嘘なのかー。「オオカミではない」と嘘をつき、決して恋を実らせることのないオオカミちゃんの存在と、一筋縄ではいかない恋の駆け引きに翻弄されながら参加者は真実の恋を探し求める。累計視聴数3億回を記録した「ABEMA」の大人気恋愛リアリティショーがNetflixへ!スタジオで恋模様を見守るメンバーは横澤夏子、滝沢カレン、RIKU(THE RAMPAGE) 、矢吹奈子。

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