手の形にフィットした“分割型”のキーボード「MOTHWING」発売。デスクワーカーの首・肩の負担を軽減
昨今、健康問題が理由で本来の生産性が低下している状態「プレゼンティーズム」が社会問題の一つにもなっています。
2021年に一般社団法人日本リカバリー協会が10万人を対象に行った調査では、首筋・肩こりを抱えている人が72.5%、特に働き盛りの30代〜40代が75.3%と最も多くの首筋・肩こりを抱えているという結果が出ているとのこと。
そんななか、株式会社AnyCraftは、業務効率と健康を考えたフォーマンス型キーボード「MOTHWING(モスウイング)」の販売を、2023年8月16日(水)より開始しました。
開発者自身が毎日のように悩まされる肩への負担を軽減したいという思いから生まれたMOTHWINGは、応援購入サービス「Makuake」での先行販売で目標金額1000%超を達成した製品です。
首や肩への負担が軽減するデザイン
従来のキーボードは、肩が狭まり、首に負担がかかるデザインが主流です。加えて、「エンターキーやバックスペースは一番使うのに遠くにある」「親指は一番強いのにほとんど活用されず小指ばかり酷使している」「手の形は山形(中指が一番長い)なのにキーボードは四角い」など、改善すべき点が多くあります。
これらの課題を改善し、デスクワーカーに快適な仕事環境を提供するのがフォーマンス型キーボードのMOTHWINGです。
同製品はキーボードが分割されているため、デスクワーカーが腕と肩が自然に開いた安定した姿勢で作業することが可能。首や肩への負担が軽減され、長時間のタイピングでも疲れにくい状態を維持できるでしょう。
使用頻度の高いキーを親指側に配置
MOTHWINGは使用頻度の高いキー(Shift、Ctrl、Enter、バックスペースキーなど)、4キー(両手8キー)を親指側に配置し、小指の負担を軽減。 さらに、親指側のキーを手の形に合わせて手前側に弧を描くように配置し、ホームポジションを崩さず滑らかにキータッチができるような構造です。 小指側にも、手の形に合わせた形状を採用。小指は薬指に比べて短く、無理なくタッチできる範囲が手前側のごく少ない部分に限られるため、キー配置も他の指に比べてグッと手前に来るように設計しています。極限まで絞った、こだわりの44キー
MOTHWINGの搭載キー数はフルサイズの約110キーの半分以下、44キーに厳選。人間が手首を動かさずにアクセスできる限界のキー数にあえて絞ることで、生産性を追求しました。 VIAやremap-keysをサポートしているため、デスクトップアプリやブラウザからキーマップを自由に設定することが可能です。キーの配列の組み換えだけではなく、ショートカットキーなどの組み合わせをマクロとして登録することもできます。例えば左手デバイスだけを使用してイラストを描くといったユースケースでは、左手キーにコピー・やり直しなどのショートカットをマクロ登録するといった使い方ができるようです。
静音なのに、しっかりとした打鍵感
MOTHWINGでは、キースイッチに静音タクタイルを採用。タイプ音がしづらいためオフィスユースで使いやすいだけでなく、タクタイルの少し引っかかりのある感触と静音性の高い打鍵音が相まって、作業に没頭できる心地良い打鍵感を演出します。また、耐久性にも優れており、8000万回以上のタイピング耐久性を誇ります。
今後、株式会社AnyCraftはエンジニアはもちろん、ライター、クリエイター、ゲーマー、ハードなデスクワーカーへMOTHWINGの快適さを届けたいとのことです。
参考元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000123053.html
「MOTHWING」製品サイト:https://mothwing.tokyo/
(文・Haruka Isobe)
ウェブサイト: https://techable.jp/
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