大ヒット映画『しあわせの隠れ場所』の裏に隠された新事実 「いい人ぶって実はかなりあくどい一家だったのか」「これが本当なら滅茶苦茶ひどい話だよ」

裕福な一家に引き取られ、ホームレスからアメリカンフットボールのプロ選手となった元NFL(ナショナル・フットボール・リーグ)のマイケル・オアーさんの実話を基にした映画『しあわせの隠れ場所』。

2009年に全米公開され、翌年の第82回アカデミー賞ではリー・アン・テューイ役を演じたサンドラ・ブロックさんが主演女優賞を受賞した作品です。


https://twitter.com/espn/status/1691128231229902857

‘Blind Side’ subject Michael Oher alleges adoption was a lie | ESPN Special Report(YouTube)
https://youtu.be/KIb1Fahhaag

8月14日(現地時間)、アメリカの大手スポーツメディアESPNは、オアーさんがテネシー州の裁判所に「テューイ夫妻は自分を養子にする代わりに成年後見人となって私服を肥やした」という趣旨の申し立てを行ったと報じました。

オアーさんの申し立て内容は以下の通りです。

1. テューイ夫妻はオアーさんを養子にする代わりに成年後見人となり、オアーさんの名前で商取引ができる法的権限を得た

2. テューイ夫妻は、映画『しあわせの隠れ場所』の商業的成功で多額の印税を得たが、オアーさんは何も得られなかった

3. オアーさんを養子だと言い続けることで、テューイ夫妻は自分たちが運営する財団、講演会、書籍の宣伝にオアーさんの名声を利用してきた

オアーさんはテューイ夫妻の成年後見人制度を終了し、自身の名前と肖像の使用を禁じる差し止め命令を出すよう要求しています。同時に、オアーさんの名前で稼いだ金額の説明、合法的な利益の配分、懲罰的損害賠償の支払いも要求しているとのことです。

オアーさん側の弁護士が裁判所に提出した資料によると、映画『しあわせの隠れ場所』は3億ドル(約440億円)以上の興行収入を稼いだと言われており、テューイ家4人(夫妻と子ども2人)はそれぞれ22万5000ドル(約3300万円)ずつ受け取ったということです。

さらにテューイ家にはレベニューシェアとして映画の純利益の2.5%が支払われたそうです。

オアーさんが「テューイ夫妻は自分を養子にする代わりに成年後見人となった」ことを知ったのは2023年2月だったということです。

このニュースを耳にした人たちからは様々な声があがっています。

・マジかよ
・この映画で号泣した私も被害者ってことね
・続編のネタが出来たってことだ
・なんで今頃って言ってるヤツは記事をちゃんと読んでないのがバレバレ
・今後の展開が楽しみで仕方ない
・サンドラ・ブロックはどういうコメントするかな
・これが本当なら滅茶苦茶ひどい話だよ
・いい人ぶって実はかなりあくどい一家だったのか
・NFLで稼いだお金がなくなっちゃったのかな
・「お金を払ってでも人々がみたいもの」を作るのが映画制作者の仕事

Photo by Riley McCullough on Unsplash

※ソース:
https://www.espn.com/nfl/story/_/id/38190720/blind-side-subject-michael-oher-alleges-adoption-was-lie-family-took-all-film-proceeds

(執筆者: 6PAC)

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