「PeecAI」と「Omni Hub」が連携。ECでのAIレコメンドに実店舗の購買データも活用し、提案精度向上へ
DeFactory株式会社の提供するAIレコメンドエンジン「PeecAI(ピークエーアイ)」と、株式会社フィードフォースが提供するオムニチャネル会員連携アプリ「Omni Hub」が連携を開始。
ECでのAIレコメンドに実店舗の購買データも活用し、顧客への商品提案精度の向上を図ります。
Shopify向けの国産AIレコメンドエンジン
「PeecAI」は、Shopify向けの国産AIレコメンドエンジンアプリ。ECサイトに来訪する顧客に最適な商品を提案し、ECサイトにおける顧客体験の向上をサポートします。
AIレコメンドエンジンにおいて、提案の質を高めるためには、いかに多くの学習データを投入できるかが重要です。
「PeecAI」は、少ないデータ量でもレコメンド表示できるという強みを持っていますが、オンラインストアでの商品購入を元にした学習しか行なえないという課題も持っています。
実店舗で多くの取引が発生する事業者からは、実店舗での購買データもAIレコメンドの原資にしたいという要望が挙がっていたようです。
「PeecAI」×「Omni Hub」で高精度の提案を実現
そこで、オムニチャネルでの顧客体験向上に貢献する「Omni Hub」に着目。Shopifyで構築したオンラインストアとスマレジで管理する店舗の間で顧客情報を一元化し、共通でのポイント施策実施やメッセージ配信などが可能なアプリです。
今回の連携で、「Omni Hub」がShopifyに連携し、実店舗で取得した顧客の購買データを「PeecAI」のAIレコメンドの学習に利用することで、オンラインストア来訪者に対して、より精度の高い提案が行えるようになるでしょう。今後は、店舗購買に関するサジェストや、LINEをはじめとするコミュニケーションツール上での商品提案など、AIレコメンドの活用方法拡大についても積極的に模索する方針です。
参考元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000022.000072679.html
(文・Higuchi)
ウェブサイト: https://techable.jp/
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