23卒内定者がデジタルバンクでアルバイトを体験してみた話

デジタルバンク「みんなの銀行」エンプロイーサクセスグループの川原です。今回はみんなの銀行で働く“みんな”(人)にフォーカスしてお話します。

スタートしたばかりの銀行で新卒採用を行う理由

みんなの銀行は現在、もともとの銀行員が3割、キャリア採用組が7割という人員構成で、これまでの銀行にはなかった職種であるデータサイエンティスト、マーケター、デザイナー、エンジニアといったメンバーが数多く活躍しています。デジタルバンクプロジェクトをスピード感持ってドライブしていくため、エンプロイーサクセスグループでは、“即戦力となる人財”を獲得すべくキャリア採用に力を入れています。

一方みんなの銀行は、Z世代、ミレニアル世代のデジタルネイティブ世代をメインターゲットにサービスを提供するデジタルバンク。お客さまと同じ価値観・視点を持ちながら、「自分たちの世代が必要とする銀行サービスは何か」を等身大で考えていく社内スタッフが必須で、だからこそ、Z世代ど真ん中である新卒社員の採用も行っています。2023年4月には、みんなの銀行の新たな仲間として5名の新卒社員を迎えています。

アルバイトの勤務先は東京オフィス

記事を通して順次、新卒社員の素顔を紹介していきたいと思いますが、トップバッターは竹内さん&波田さん。実はこのお二人、入社前の2か月間、内定者としてみんなの銀行でアルバイトをしていました。

当初、エンプロイーサクセスグループでは新卒社員の採用を進めていましたが、内定者を対象としたアルバイトを募集する予定はありませんでした。ところが「入社前に実務に触れて経験を積みたい」という熱い希望が届いたことをきっかけに、急遽、入社前の2か月間、希望者に向けて「内定者アルバイト」を企画。そこで手をあげてくれたのが、竹内さん、波田さんのお二人です。当時、お二人は関東在住でしたので、勤務先は本拠地の福岡ではなく、みんなの銀行の東京オフィスになりました。

アルバイトではどんな体験をしたのか? 体験してみての感想はどうたったのか? 早速お二人に話を聞いていきましょう!

インタビュー開始~学生時代はSUPにロボットプログラミング!?

――竹内さん、波田さん、今日はよろしくお願いします! まずは自己紹介をお願いします。

竹内さん: ビジネスアライアンスグループの竹内です。高校までラグビー部で汗を流し、大学ではスタンドアップパドルボード(SUP)のレース競技に目覚め、真っ黒になりながら海での練習に明け暮れていました。

学生の頃からみんなの銀行をいちユーザーとして利用していましたが、利用するだけではなく、デジタルバンクのプロジェクトに自らも携わりたいと思い、2023年4月に新卒として入社しました。みんなの銀行のサービスの提供を通じて、より便利な世の中を創造することを目標に日々頑張っています!

[写真]新卒社員の竹内さん

波田さん:  マーケティンググループの波田です。趣味はF1のレース観戦とボルダリングです。学生時代はロボットプログラミング教室で講師のアルバイトをしていました。

みんなの銀行のサービスは学生時代から利用していましたが、クレジットカードの引き落としや将来の出費等を「ボックス」機能で簡単に仕分けておけるので、自由に使えるお金を把握しやすかったり、またスマホさえあればコンビニで現金が出金できるのも便利だなと思っていました。こんな風に自分自身が「いいな」と思って利用してきたサービスをより多くの人に知ってもらい、「いいね」や「こんな機能も欲しい」を実現していきたいと思って入社を決めました! ちなみに、将来の目標はモジャモジャのデカい犬を飼うことです!

[写真]新卒社員の波田さん

内定者アルバイトで体験したこと、教えて!

――お二人は東京オフィスに勤務し、それぞれ別のグループに配属されアルバイトを体験しました。具体的にはどのような業務を行いましたか?

波田さん: 私はマーケティンググループにお邪魔しました。マーケティンググループでは、みんなの銀行のサービスをより多くの方に知ってもらい、活用していただくため、市場調査を実施するとともに広告やキャンペーンなどを企画・実行しています。

アルバイト期間中は「インフルエンサーリサーチ」の業務に携わりました。具体的には、みんなの銀行をSNSで広めてもらうにあたって最適なインフルエンサーはどのような人かを、リサーチしてリストアップする業務です。

メンターの青山さん(マーケティンググループ)からは、「みんなの銀行のメインターゲットであるデジタルネイティブ世代と、Z世代である自分自身の感覚を大切にして欲しい」というアドバイスをもらい、「どうやったらみんなの銀行の良さを伝えられるだろうか」と熟考する日々を送りました。

竹内さん: 私はCXOオフィスでお世話になりました。みんなの銀行の事業戦略の検討や広報・秘書業務を担うチームです。アルバイト期間中は主に3つの業務に携わりました。

1つめは、英語資料の翻訳。社内で展開する目的で、海外フィンテックサービスの英語資料を日本語に翻訳し、パワーポイントでまとめました。

2つめは、国内フィンテックサービスのリサーチ。他社サービスとみんなの銀行のサービスを比較して資料化します。こちらはパワーポイントと動画で作成しました。

そして3つめに、『みんなの銀行公式note』の原稿の校正を行いました。みんなの銀行のスタッフが執筆した原稿を、社外に発信するにあたって第三者目線でチェックし、読み手に興味を持って読んでもらうためにはどうすればよいか、どういった点に注意して校正をすればよいかを学びました。

――お二人とも全く別の業務を行ったのですね! どのように進めていったのでしょうか?

波田さん: 私の場合、アウトプットの形の指定はなかったので自由に取り組むことになりました。まずインフルエンサーリサーチのリストの内容や構成、レイアウトなどの方向性を、青山さんに相談しながら決めていきました。最初に自分の中で具体的なイメージを持てたことで、その後の検討もスムーズに進んだと思います。成果物は都度連携し、どのような改善が必要かフィードバックをもらいながら作業を進めていきました。

竹内さん: 国内フィンテックサービスのリサーチでは、他社サービスとみんなの銀行を比較して、みんなの銀行の強みや、あったら良いなと思う機能、逆に足りないなと思う機能等を徹底的に調べたのですが、一つ一つ比較していくことで、改めてみんなの銀行の強みや可能性を感じることができ、とても勉強になりました。

私の場合、メンターの市原さん(CXOオフィス・広報)が外出の日はひとりぼっちになることもあったのですが(笑)、八重洲オフィスでは、部署関係なくスタッフの皆さんが優しく声をかけてサポートしてくれましたので、安心して業務にあたることができました!

超緊張!最終日は頭取に成果物をプレゼン

――実際の業務に触れてみて、どんな感想を持ちましたか?

波田さん: 「自分の見解を出してみて」と言われても、正直、社会人の先輩方に交じって急にそんなことできるのか……と不安もありました。しかし始まってみると、意見を言いやすい雰囲気を作ってくれたり、リスト改善の際も指摘だけではなく「何故そうしたのか」と背景を聞き、その上でアドバイスをもらえたので、自然と自分の意見を言うことへの抵抗が薄れていきました。アルバイト期間は短かったですが、「自分で考えながら手を動かす」という社会人の動き方の一端を初めて体感でき、良い経験となりました。

竹内さん: 私も同感ですね。特に印象に残っているのは、アルバイトの最終日、頭取の永吉さんをはじめCXOオフィスのメンバーの皆さんに、成果物をプレゼンする機会をもらえたことです。銀行のトップが、まだ正式に入社もしていないアルバイトのために時間を割いてくださることに驚きましたし、とても緊張しました(笑)。

永吉さんからは「今後サービスを作っていく上で、お客さまの視点を持ち続けること」「そのために実生活の中で、フィールドワーク的なリサーチを意識的に行っていくこと」というアドバイスもいただきました。今、入社して数か月ですが、いただいたアドバイスの実践を心がけながら仕事をしています。

内定者アルバイトで「銀行らしさからの脱却」を実感!

――それでは最後の質問です。来年度以降の新卒社員にも「内定者アルバイト」の機会があれば、おすすめしますか?

波田さん: ぜひおすすめしたいです。会社の雰囲気は直に触れて初めて分かるものだと思いますし、みんなの銀行の特徴の一つである「銀行らしさからの脱却」の意味を、入社前に実感できるとても良い機会だと思います。

竹内さん: 短期間のアルバイトでも、得るものはたくさんあると思います! 機会があればぜひ参加してみてほしいです!

※この記事はオウンドメディア『みんなの銀行 公式note』からの転載です。

(執筆者: みんなの銀行)

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