ラーヲタが推薦する「ラーメン観が変わった京都ラーメン」3選

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どうも、初めての一人暮らしでもなんとか生きているライター・丸野裕行です。

前回の《京都ラーメンシリーズ》では、インバウンドで観光客激増中! 中心部周辺「京都超旨ラーメン」3選を食べに行ってリポートしました。今回は、コロナも落ち着き、海外からの観光客が行列をつくる京都ラーメンをしっかりとご紹介します。

今回、ラーメン情報に協力してもらったのは、自身も京都の名店『吟醸ラーメン久保田』で働く親友のラーヲタ・ペコちゃん。それと同時に米づくりに命を燃やす彼。そのバイタリティーには敬服します。

京都のみならず、関西中のラーメンを食べ歩く彼にラーメン情報をがっつりと教授してもらいました。そこで、旨さと衝撃の味が食べる者を襲う、ラーメン観が変わったお店を3軒紹介いたします!

連載:京都ラーメンシリーズ
https://getnews.jp/search/%E4%B8%B8%E9%87%8E%E3%80%80%E4%BA%AC%E9%83%BD%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%A1%E3%83%B3
筆者も実際にお店を訪ね、「おおっと! こんな京都ラーメンが!」という個性的なラーメンの数々は、あなたもたまらず猛ダッシュで向かうレベル(のはず)! 旨すぎるだろうと思わず言葉がこぼれたときの画像とともに、ぜひ楽しんでみてください。

上京区笹屋町 『なぶら』

北野白梅町で行列を作る人気店がここ。ここでの狙いは、評判になっている《鯖つけ麺》。ね、鯖ですよ! ビックリです! ここでは、並160g、大で320gと選ぶことができます。ここは、並で。

カウンターで待っていると、着丼。一見すると超濃厚なつけ汁。男46歳にもなるとちょっと腰が引ける。つけ汁は完全無化調で健康的です。具材は、卵と海苔ですね。一気にズルリと啜りこみます。全粒粉の麺はつけ汁とあいまって、つるつるシコシコ。

驚くべきは、分厚い鯖の竜田揚げが入っているところですね。いやはや珍しいわ~。食べごたえのある鯖をひと噛みすれば、優しい海の香りが……。魚好きの筆者としては満足できる一杯でした。

店名:『なぶら』

住所:京都市上京区笹屋町5-323-2
TEL:075-432-7587
営業時間:[火~土]11:30~22:00(L.O.21:30)
定休日:月曜日

左京区南門前町 『いっちゃんラーメン』

観光地京都東山に、非常に珍しいジャマイカなラーメン店があります。外観はそう気にならないんですが、店内に入ると、レゲエのBGMが! なんだかノッてしまいますね。

こちらで注文したのは《SPICY COCONUT》。待っていると、着丼。スープは、濃厚そうなココナッツ色で、上にライムがのっています。ひと口。サラリとした他にはない味わい。ココナッツの甘味、まろやかさ、南国っぽさを演出する辛味が見事に融合。うまい! 

麺は、ストレートの細麺。具材のジューシーでスパイシーなジャークチキンも最高です。ラーメンとの相性が抜群。頭の中にレゲエ音楽が流れるようなおいしいラーメンでした。

店名:『いっちゃんラーメン』

住所:京都市左京区南門前町542-1 湯川ビル1F
TEL:075-205-1524
営業時間:[火〜土]11:30〜14:00 19:00〜23:00/[日・祝]11:30〜14:00
定休日:月曜

京都府久世郡久御山町 『繁ちゃんラーメン』

ラーメン通であるペコちゃんが親しいお店がここ! 切り盛りは、ママひとりでラーメン作りをこなしています。店内はママの人柄が映るかのように清潔なたたずまい。カウンター席に座り、《ワンタン麺》を注文。厨房に目線を移すと、寸胴鍋の中には大量に入った鶏ガラともみじ。

手際よく完成されていくラーメンは、麺の茹で方、スープの注ぎ方、トッピングののせ方まで完璧です。できあがるのを眺めているだけで楽しい。できあがっていくのは、昔ながらの中華そば。すぐに着丼。まずは、レンゲでスープをひと口啜ります。

こ、これは! 好きなやつだ! なんだか懐かしい気分になる中華そばの味。ちょっぴり甘みを感じる優しさ。硬めに茹でられた麺とのバランスも非常によい。それにワンタン! またまたプルプルとした優しさに包まれる。チャーシューも柔らかいし、そう思っている間に完食。大満足! ごちそうさまでした。

店名:『繁ちゃんラーメン』
住所:京都府久世郡久御山町栄2-1-146
TEL:0774-44-5525
営業時間:11:00~15:00/17:00~22:00(L.O.21:30)
定休日:毎週水曜日(祝日の場合は翌日)、第三水・木曜日
※営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。

インバウンドで、筆者がひいきにしているラーメン店でも行列がすごく、入れないほど。特に祇園祭の際には、店内のお客さんのほとんどが外国人観光客。景気的にはうれしい悲鳴なのでしょう。入れないのはちょっと淋しいですけどね。

店員さんは、やりとりに右往左往。飲食店の方々には頑張ってほしいものです!

(執筆者: 丸野裕行)

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