つけ麺の麺を汁につけずそのまま食べる人を「バカ」と言った人気つけ麺店『つじ田』代表 / 実は麺をそのまま食べて絶賛していた
※追記・7/10現在は該当の発言について謝罪し、動画の該当箇所は削除されています
人気ラーメン・つけ麺店『つじ田』の代表として、ラーメン界でカリスマ的存在となっている辻田雄大さん。
辻田雄大さん「つけ麺の麺をそのまま食べる人はバカ」
その辻田雄大さんが自身の公式YouTubeチャンネルで「まずは麺だけとか言うじゃん? 意味ねぇから! バカじゃねえの?」と発言し、大炎上した。つけ麺の麺を汁に浸さず、そのまま食べる人はバカなのだと言ってしまった。
つけ麺屋・つじ田代表「つけ麺の麺をそのまま食べる人はバカ」→ SUSURUくん「バカだった大変申し訳ありません」→ つじ田代表が謝罪「大変申し訳ございません」https://t.co/j5VqHm4wil— ガジェット通信(公式) (@getnewsfeed) July 7, 2023
ラーメンユーチューバーのSUSURUくんが反応
それに対してラーメンユーチューバーとして絶大な支持を得ているSUSURUくんが反応。「意味はなかった上にバカだったようです。大変申し訳ありませんでした」とコメントし、注目を集めていた。
辻田雄大さんが動画で謝罪
その後、辻田雄大さんは動画で謝罪。彼は動画内で「不快な思いをさせてしまった方々に対して、深くお詫び申し上げたいと思います」とコメントし、再び話題となっていた。
今回の騒動について pic.twitter.com/pFBnsrjiCV— つじ田 辻田雄大 (@Tsujitatakehiro) July 6, 2023
辻田雄大さんはトップに立つカリスマ的人物
辻田雄大さんは常識ある大人だと思われる。なにより『つじ田』というラーメン・つけ麺業界においてトップクラスであるといっても過言ではない店の創業者だ。
そんなトップに立つカリスマ的人物が「まずは麺だけとか言うじゃん? 意味ねぇから! バカじゃねえの?」と言い放つからには、よほど「汁に浸さず食べる客」に不快感を抱いていたと思われる。
辻田雄大さんも麺を汁に浸さず食べていた
だが、実は辻田雄大さんはつけ麺の麺を汁に浸さずそのまま食べたことがあり、しかも麺を絶賛したことがある。それはラーメン店『中華蕎麦 沙羅善』(神奈川県鎌倉市山ノ内115-3)のつけ麺。アイドルグループ『AKB48』メンバーとして活躍した過去を持つ梅澤愛優香さんが運営する店だ。
辻田雄大さんは『中華蕎麦 沙羅善』を訪れ、梅澤愛優香さんに「まずはそのまま食べてください」と言われ、つけ麺の麺を汁に浸さず食べたのである。そのときのようすがYouTubeに掲載されている。
<辻田雄大さんの動画内コメント>
「まずはそのまま食べてといわれたから、先にいただきますよ。キレイな麺ですね。し素晴らしい! ズズッ……。香りが凄いよ! それはそうでしょうよ。なにもつけずに小麦食ってんだから。だけど、にしても、おいしい」
注目すべきポイントがある
ここで注目したいのは「梅澤愛優香さんのこともバカだと思っているのか」という点ではない。「バカと言いながら言ってる本人もそのまま食べてるじゃないか」という点でもない。辻田雄大さんが「そのまま食べて“おいしい”と言っている」点だ。
辻田雄大さんは麺を強く愛する人物なのでは
辻田雄大さんも、つけ麺の麺を汁に浸さずそのまま食べて「おいしい」と感じている。そこを深く考えてみれば「辻田雄大さんは麺を強く愛する人物」ということがわかる。
つけ麺は「麺と汁」で完成形になる
あくまで素人の推測でしかないが、つけ麺は「麺と汁」で完成形になるため、辻田雄大さんはその完成形を目指して料理を考え続けているのではないだろうか。それはつけ麺屋として当然のことであり、「おいしさの追求」としても当然だ。
麺と汁との協演によっておいしさを楽しんでほしいのでは
麺がおいしいのは当たり前。つけ麺を食べるのであれば、麺と汁との協演によっておいしさを楽しんでほしい。そういう思いが強いからこそ、強い想いがあるからこそ、つけ麺に対して強い感情を持ち、あのように発言が出てしまったのではないか。
より昇華する流れになることを強く望む
「バカ」という言葉を使ってしまったのは残念な点ではあるが、職人としてのつけ麺に対する強い思いはそのままでよいのではないだろうか。今回の炎上が委縮する流れではなく、より昇華する流れになることを強く望む。
ちなみに『つじ田』のつけ麺は汁に浸さずそのまま麺だけを食べても絶品である。
※記事画像は『つじ田』公式YouTubeチャンネルより
(執筆者: クドウ@地球食べ歩き)
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