ViXion01はコンタクトもメガネもいらない“次世代メガネ”だと感じた→ ただし……

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完全に無知な状態で『ViXion01』というメガネ型デバイスの体験会に行ったので、最初は「PSVR2とかMeta Questみたいなやつかな」「メガネ型シアターかな」と思っていたのですが、まったく別物でした。焼き土下座したい気持ちでいっぱいです。すみません……。

次世代メガネだと感じた

筆者が体験した感想ですが、ViXion01は従来のメガネに代わる「次世代メガネ」でした。これを開発したViXion株式会社は「オートフォーカスアイウェア」と呼んでいました。制約があって企業として「メガネ」とは言えないらしいです。でも個人的には“次世代メガネ”だと感じました。

<ViXion01はこんな感じ>
ViXion01はメガネ型デバイス
企業としてメガネとは言えない
オートフォーカスアイウェア

近くも遠くも自動でフォーカスしてくれる

ViXion01をかけて手動でピントを合わせると、視界がハッキリ、クッキリ、鮮明になります。

一度ピントを合わせれば、あとは自動的にフォーカスされるので、近くも、遠くも、ハッキリ、クッキリ、鮮明に見ることができるようになります。

実質的に「度が入ってるメガネを着用している」状態?

コンタクトや従来メガネの場合、近くを見るとき、遠くを見るとき、視力とターゲットによって見にくくなることがありますが、ViXion01は目線に合わせて自動的にフォーカスしてくれるので、近くも遠くもハッキリ、クッキリ、鮮明に見られました。

これ実質的に「度が入ってるメガネを着用している状態」と同じ感じってことですよね。さらに「自動的に目線に合わせてフォーカスしてくれる」「どこもハッキリ、クッキリ、鮮明に見える」ということですよね。

ちなみに充電時間は2.5時間で、約10時間使用できるそうです。

<ViXion01はこんな感じ>
最初は手動で自分の視力に合わせる
あとは目線に合わせて自動でフォーカスしてくれる
近くも遠くもハッキリクッキリ鮮明に見える
充電すると約10時間使える


コンタクト付けた状態でも使えた

今回、コンタクトをした状態でViXion01を使用してみました。筆者の場合、コンタクトを着用すると、遠くはハッキリ見えるものの、近くはボヤけて見えていました。

しかしViXion01の自動的なフォーカス機能によって、遠くも、近くもハッキリ、クッキリ、鮮明に見えました。

<ViXion01はこんな感じ>
コンタクト着用したままでも使用可能
コンタクトだけではボヤけた近くの文字もハッキリクッキリ鮮明に見えた

もっと視野が広ければステキかも

かなり将来性を感じる次世代メガネだと感じました。ただ気になった点はあります。気になるレベルで視野が狭いかなという印象。もっと視野が広ければ、着用していて解放感と安心感があられる気がします。

それとデザインが奇抜。特に目の部分がかなりユニーク。ViXion01のデザインはデザインファーム「nendo」が担当しているとのことなので、筆者のセンスが現代に追いつけず、古いだけかもしれません(笑)。

<ViXion01はこんな感じ>
視野が狭いと感じた
デザインが奇抜だと感じた

クラウドファンディングで約3000万円調達達成

このViXion01は「オートフォーカスで眼のピント調節をサポートする次世代アイウェア」と題して、クラウドファンディングが開始されています。2023年6月30日現在で、約3000万円の資金が集まっているようです。

クラファンだとViXion01の価格は1個7万円前後ですね。先駆しているエッジな商品だけに、価格もこなれる余地がありそうです。正直なところ、人類の生活を向上させる高いポテンシャルを持ったデバイスだと感じたので、たくさん売れて量産されたらいいな、と思います。そうすれば、もっと安くなるかもしれないし! たくさん売れて、もっと安くならないかな……。

https://youtube.com/shorts/xmqJz1Zul_A?feature=share

(執筆者: クドウ@地球食べ歩き)

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