リアル×リモートを組み合わせたメタバース空間で働く。「AI メタルーム」でより質の高い業務の実現へ
withコロナ時代になって出社の重要性も改めて理解され始めている昨今。リアルにより近づけたオンライン交流の場の需要は拡大しているといいます。
商談自動化AIコンサルタント「LinKa」を提供する株式会社ナノコネクトは、新たな働き方「メタワーク」推進活動を後押しするSaaS型新サービス「AI メタルーム」を提供開始しました。
ハイブリットワークでも円滑に業務
「AI メタルーム」は、「オンライン空間でのコミュニケーション」「実物資産・データ資産の一元管理」の2つの機能が融合したメタワークサービス。リアルワークとリモートワークを組み合わせている強みを生かし、場所・時間にとらわれずに質の高い業務を行うことができます。さらに、メタバース空間で業務ができるだけでなく、仕事に必要なマテリアルを一元管理できることも特徴です。
相手の在席・離席の状況が視覚的に把握
「AI メタルーム」では、バーチャルオフィス空間により、シームレスなコミュニケーションが可能。
ホーム画面では、フロアレイアウト上には人の状況はもちろん、施設や機材など、あらゆるマテリアルの状況を表示します。仮想オフィスによって相手の在席・離席の状況が視覚的に分かるため、コミュニケーションのタイミングを逃さず、ハイブリットワークを採用する企業に起こりがちな認識のズレや意思疎通困難といった課題を最小限に抑えることができそうです。
現実のオフィスと同様に会議や雑談が可能
また、個別通話やバーチャル会議などを活用し、相談内容や相手の状況にあったコミュニケーションを選択できます。
バーチャル会議では、たとえば地方と都市、本社と支店、国内と海外といった遠隔地同士でも、現実のオフィスと同様に打ち合わせや会議、資料の共有、ちょっとした雑談まで複数人での利用が可能。 一方、個別通話では対象のユーザに対して1対1でビデオ通話ができ、簡単な操作ですぐに開始できるため気軽にコミュニケーションを取ることができます。さらにメタルーム内にURLを設定し共有しておくことで、ツールの切り替えや都度のURL発行・連絡の手間を削減。リアルワークとリモートワークを併用することで発生する労力を軽減し、コミュニケーション不足による心理的不安を払拭します。
マネジメントの円滑化にも貢献
またリモートワークでは、メンバーがどのようなプロセスで業務をしているかわかりにくい点がありますが、「AIメタルーム」では設定したチーム単位(部、課、プロジェクトなど)で業務状況を一目で把握。マネジメントの円滑化にもつながりそうです。
このほか、書置きのように活用できる伝言メモ機能など、バリエーション豊かなコミュニケーション手段が用意されています。
契約書・帳簿など文書の一括管理も可能
「AI メタルーム」では、備品の利用状況の確認・予約や、社則などのマニュアル・契約書・帳簿といった文書の一括管理も可能です。 また、これらすべてを網羅的に検索でき、ビジュアルイメージとともに表示します。オフィス賃料・交通費の削減
「AI メタルーム」上では、会議室や座席といったリアルオフィスの設備を時間帯別でシェアすることが可能。1つの設備を効率的に利用することができるため、リアルオフィスの賃料や交通費などの経費の削減にもつながります。同社は今後、同社が提供する商談自動化AIコンサルタント「LinKa」で培った技術を応用し、AI機能を導入する方針です。たとえば社内規程など組織のルールを総務に代わりAIが回答してくれる機能などの搭載を予定しており、リアルワーク・リモートワークに関わらず、担当者へ実際に質問しているかのように目的の情報を得られる状態を目指しています。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000032293.html
公式サイト:https://ai-metaroom.com/
(文・我妻歩実)
ウェブサイト: https://techable.jp/
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