ドラマ『放課後ていぼう日誌』莉子・池間夏海・鶴嶋乃愛・菊池日菜子インタビュー「この4人だから乗り越えられたシーンがたくさんあります」
小坂泰之による人気漫画を原作としたオリジナルドラマ『放課後ていぼう日誌』が、2023年6月13日(火)より新しい映像配信サービス「Lemino」(レミノ)にて配信中です。
本作は掲載以降、瞬く間に単行本の発行部数が電子版も併せて 100万部を突破!“女子高生×釣り”をテーマに、釣りを通してのんびりと青春を謳歌する少女たちの成長を描く爽やかな青春ストーリーでありながら、“釣り玄人”が読んでも納得の専門知識が詰め込まれた 日常系ゆったり青春ドラマ。釣った魚を調理するシーンも見どころの一つになっています。
物語の主人公は都会から引っ越してきたインドア派な高校生の鶴木陽渚(莉子)。堤防を散歩中、先輩の黒岩悠希(鶴嶋乃愛)と出会ったことをきっかけに半ば無理やり謎の「ていぼう部」に入部させられ釣りをはじめることに。最初は釣った魚を触ることもできなかった陽渚だが、天真爛漫な野生児・帆高夏海(池間夏海)、無口だが魚の知識は抜群の大野真(菊池日菜子)からなる個性豊かな部員たち、釣りを通して出会う人々の中で次第に釣りの楽しさと奥深さに気づいていく。「釣ったら食べる」がモットーの「ていぼう部」で女子高生4人組の釣りライフがはじまる!日常を忘れて思わず青春っていいなと癒されるドラマとなっています。
今回は「ていぼう部」の4人を演じた莉子さん、池間夏海さん、鶴嶋乃愛さん、菊池日菜子さんにお話を伺いました。
──本作とても楽しく拝見させていただきました!癒されるシーンの連続で、釣りのシーンも料理のシーンも最高です。
莉子:ありがとうございます!完成した見させていただいたのですが「あのシーンがこんな感じになるんだ!」という驚きの仕上がりになっていて、改めてすごく素敵なドラマで。頑張って良かったなと実感しました。
──撮影は大変なことも多かったそうですね。
莉子:大変でした!(笑)
鶴嶋:撮影が終わるとロケバスの中で「今日も頑張った!」とお互いを励まし合って(笑)。
池間:毎日お魚と向き合っていました。今日は何のお魚釣るんだろう?って。
菊池:お魚との撮影なので、お魚のコンディションによって撮影が変更になってしまったり、伸びてしまったり。
莉子:あと、天気のコンディションも大変だったよね。「明日はキスの天ぷららしいよ!やったー!」ってご飯を糧にしていました。
──あの美味しそうな魚料理たち、観ているだけでたまりませんでした…!
池間:自分で釣った魚をその場で調理していただくというのは、釣りの醍醐味だなと思いました。釣り監修をしてくださった、後藤さんという方が、シーンに出ない料理でも、寒い時はあら汁を作ってくださったり、本当に美味しかったです。
菊池:私が演じた真という役柄は、先輩ですし、釣りに手慣れているキャラクターだったので、後藤さんには色々なことを教わりました。
莉子:日菜子ちゃんが、最初から一番上手だった!私たち3人に釣りのやり方を教える先輩だから難しかったと思うのですが、すごくスムーズに演じていて。
菊池:本当?!嬉しい〜!撮影前は、カサゴをさばくという所まで練習をしていました。
──カサゴをさばく!なかなか今出来ない経験ですよね。
池間:魚って当たり前ですが魚の匂いもあるし、さばくと血も出てくるので、最初は躊躇してしまう部分があると思うのですが、教えて頂いたら段々、楽しくなってきて。
莉子:乃愛さんは見た目の可愛いイメージからすると、「乃愛姫が魚をおさばきに?!」って感じに思うかもしれないのですが(笑)、もうチャキチャキと。「はい、次これ!」って。
鶴嶋:悠希という役が、私とは全然違うキャラクターだったので、覚悟を決めて…!
菊池:ロケバスで虫が出た時も乃愛ちゃんがシュッてすぐ捕まえてくれて。
鶴嶋:ロケバスの中は私たち4人だけの聖域だったから、そこに虫すらもくることが許せなくて(笑)。
莉子:お菓子BOXを設置して、撮影への気持ちを高めていくための大事な場所だったもんね。
──練習や釣りの本番でこれが特に大変だった、楽しかったということはありますか?
鶴嶋:釣りに使うミミズみたいな「ゴカイ」を最初に触れなくて…。
池間:乃愛ちゃんが苦手なのに、泣きながら頑張って一生懸命つけていて。
菊池:撮影当初はみんながすごく上手に釣りをしているように見えたので焦ったりもしたんですが、そういう話がまだ出来るほど打ち解けてもいないし、最初はとにかく焦っていました。
莉子:日菜子ちゃんは本当に最初から上手だったけどね!でも、周りが上手に見える気持ちは分かる。魚を持って受け渡すシーンがあるのですが、嫌だとかではなくて、純粋にウロコが痛くて苦労しました。
池間:痛いよね、重いしね。私は、最初にアジが釣れた時の「ビビビ」という感触は本当に感動しました。原作で陽渚が感じていた「ビビビ」の感動を実際に体験出来て良かったです。
鶴嶋:あと本当にお魚料理が美味しかった!撮影が終わった後、自分の中にお魚ブームがきて、キスの天ぷらを毎日の様に食べていました。撮影の時に食べたキスの天ぷらが美味しすぎて、カットかかっても箸が止まらなくて止まらなくて…。
菊池:「これ減っても大丈夫ですか?」って確認しながら、パクパク…(笑)。
──釣りの楽しさ、青春を描いていますけれど、“飯テロ”ドラマでもありますよね。
莉子:完全に飯テロです!監督もすごくこだわって料理のシーンを撮っていて。貝のシーンは撮影の時は苦労していたのですが、出来上がった映像が素晴らしくて。
池間:みんなで初めて調理して食べた、小アジの唐揚げも本当に美味しかったな。沁みました。
鶴嶋:お魚の調理って大変だと思うのですが、こうやって映像作品になることで興味を持ってくれる方が多いんじゃないかなと思います。私もすごく興味を持ったので。釣りの専門用語とかも、しっかり出てくるので勉強になります。大野先輩に教えてもらいながら。
菊池:普段は口数が少ないんですが、いざ話すと早口で長台詞が多かったので大変でした。私は意味を理解していないと演じることができないタイプなので、指導の後藤さんがいなかったら絶対に出来なかったと思います。感謝の気持ちでいっぱいです。
莉子:後藤さんにまたお会いしたいですし、劇場版「放課後ていぼう日誌」なんてものがあれば(笑)。
池間・鶴嶋・菊池:いいねえ!(笑)
──今日お話を伺っていて、皆さんの仲良しな雰囲気がとても素敵なのですが、最初から意気投合されたのですか?
莉子:私がすごく印象に残っているのが、最初に雑談した時に、なつみん(池間さん)が「みんなのプロフィール見てきたんだけど、この4人全員B型なんだよ!」って話してくれて。そっから一気に仲良くなった!
池間:これは絶対伝えたいと思って!
鶴嶋:なんかみんな私的にはB型っぽくない人たちだったから、ビックリしました。タイプの違うB型で。
菊池:撮影が進むにつれて、やっぱりB型同志だから気が合うんだ!と感じる様になって。
──例えば20人いる中の4人B型は分かりますけれど、4人中4人がB型というのはビックリしちゃいますね!今回は「ていぼう部」での仲間でしたが、4人で演じてみたい別の役柄はありますか?
池間:裁縫をする「さいほう部」はどう?
莉子:釣りとは違う、糸通しだね(笑)。
菊池:ガラッと変わって、会社の同僚役とかどう?「同期4人で奇跡を起こす」みたいな、下克上のストーリーとか。
鶴嶋:みんなの制服姿が定着しちゃっているから想像出来ない!(笑)「お嬢様学校」が舞台とかも惹かれますね。一人ずつ大きな門をギイイって開いていって…。
莉子:こういう話、ロケバスでもした気がする(笑)。学生役は今回出来たので、シェアハウスとかも面白そうだなって思います。
池間:それいいね!ただ4人が話しているだけのゆったりしたストーリーで。
莉子:誰かに彼氏が出来ちゃったり、たまに喧嘩とかもして。妄想が広がりますね(笑)。今回は本当にこの4人だから乗り越えられたシーンがたくさんあって、思い出がたくさんの作品になりましたので、まずは「ていぼう部」の4人をたくさんの方に観ていただけたら嬉しいです!
──今挙げていただいた作品、全部観たいです!(笑)まずは釣りに勤しむ皆さんを楽しんでいただきたいですね。今日は楽しいお話をどうもありがとうございました!
撮影:たむらとも
ドラマ『放課後ていぼう日誌』は6月13日(火)より映像配信サービス「Lemino」(レミノ)にて配信中!
『放課後ていぼう日誌』作品概要
■監督:堀江貴大
『先生、私の隣に座っていただけませんか?』(21年)、『花嫁未満エスケープ完結編』(23年)
■脚本:宮本武史 『バイプレイヤーズ 〜もしも100人の名脇役が映画を作ったら〜』(21年)
■原作:小坂泰之『放課後ていぼう日誌』(秋田書店「ヤングチャンピオン烈」連載)
■出演:莉子(鶴木陽渚役)、池間夏海(帆高夏海役)、鶴嶋乃愛(黒岩悠希役)、
菊池日菜子(大野真役)、大野いと(小谷さやか役)、河井青葉(陽渚の母役)、
やべけんじ(陽渚の父役)、太田美恵(夏海の母役)、赤星昇一郎(赤井繁松役)
■主題歌:カネヨリマサル「わたし達のジャーニー」(Getting Better/Victor Entertainment)
■話数:全9話
■製作著作:NTTドコモ
■配信日:6/13(火) PM12:00(以降、毎週火金曜 PM12 時に最新話を1週間限定で無料公開)
■番組配信URL:
https://lemino.docomo.ne.jp/contents/Y3JpZDovL3BsYWxhLmlwdHZmLmpwL2dyb3VwL2IxMDA1OTU=?utm_source=lemino&utm_medium=other&utm_campaign=lemino_202305_gadgettsuushin
(C)小坂泰之(秋田書店)2017/NTT DOCOMO, INC.
◆莉子
ショートブラウス:PAMEO POSE(17,930円)
キャミドレス:PAMEO POSE(29,700円)
イヤリング:nity (6,600円)
ネックレス:nity (5,500円)
【各ブランドお問い合わせ先】
PAMEO POSE:03-3400-0860
nity:[email protected]
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◆池間夏海
ヘアメイク:青木理恵
スタイリスト:後藤仁子
衣裳
ワンピース:LILY BROWN
イヤリング:mimi33
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◆鶴嶋乃愛
ヘアメイク:YUZUKO
スタイリスト:二宮梨緒(Pale)
衣裳
トップス、キャミソール、スカート:HONEY MI HONEY
アクセサリー:Liquem
シューズ:RANDA
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◆菊池日菜子
ヘアメイク:猪股真衣子(TRON)
衣裳
ワンピース:LILY BROWN
イヤリング:angel-kobo
シューズ:リミット ティル 2359
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