ひろがる数の子の海にウキウキが止まらない「鰊みがき弁当」/ 北海道函館
北海道函館の駅弁「鰊(にしん)みがき弁当(1000円)」を実食レビュー!
蓋を開けた瞬間の数の子のインパクトがすごい
せっかくのパッケージがお手拭きと割り箸で隠れてしまっているのは逆に萌えポイント。「あれ? これお手拭きと割り箸付いてるのかな?」という駅弁ビギナーにありがちな不安を購入時点で解消してくれる作り手の優しさがにじみ出ています。
紐を解くとお弁当の名前が(やっと)現れました。必要なことしか書かれていない気持ちの良さ。
そしてオープン! 中央に敷き詰められた数の子のインパクト! すでに大好き!
なんと立派なサイズの数の子が4本も入っています。これで1000円!? 安すぎませんか!?
いざ実食。お弁当の具材とは思えないコリッコリの食感。例えるなら高級おせち料理に入っているレベル。塩気はしっかりとついているのでおかずとしても成立しています。
付け合わせの茎わかめも主役級の旨さ。数の子の塩気をいい感じにリセットできる優しめの味とプリっとした食感です。
こちらは味噌漬け大根。お弁当を食べていると頻繁に遭遇するいわゆる“普通のたくあん”とは一味も二味も違うので、このお弁当の特別感を演出するのに一役買っていますね。
いよいよメイン(他の具材が強すぎて紹介が最後になってしまいました)のニシン甘露煮。たっぷり3切れ入り。見た目ほど濃い味ではなく、しっかりとしつつ優しい甘さ。噛むとすぐほぐれるので魚具材にありがちな食べづらさは全くありませんでした。
甘露煮の下のご飯にはタレが染み込んでいて絶品。ウナギはタレご飯が本体というタイプの人はどハマり確定ですね。
購入店舗:東京駅構内「駅弁屋 祭」(営業時間-05:30-22:00)
(執筆者: Benthoven)
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