江戸川区役所が公式に「江戸川区 ここにいてはダメです」→理由が衝撃的すぎた
江戸川区役所が公式に作成した冊子に「江戸川区 ここにいてはダメです」との文言があり、以前から話題となっていたが、また改めてインターネット上で注目を集めている。
どうして江戸川区にいてはダメなのか?
えーっと、普通、区って区民を増やしたいから、どんどん引っ越して来てほしいのでは? と思う人は少なくないはず。どうして江戸川区にいてはダメなのか? 江戸川区から出てけってこと?
江戸川区の7割がゼロメートル地帯
江戸川区の「江戸川区 ここにいてはダメです」という言葉、ある意味、区民想いの言葉と言える。その言葉が書かれているのは、江戸川区役所が公式に作成した水害ハザードマップの冊子。それによると、江戸川区の7割がゼロメートル地帯(満潮時の水面よりも低い土地)なのだとか。そう、水害時、その災害規模によっては江戸川区にいてはならないのである。
江戸川区の街が浸水してしまう可能性が高い
冊子に掲載されている江戸川区を流れる川とその標高。川が溢れると、江戸川区の街が浸水してしまう可能性が高いことがわかる。まじかー。
区民愛が深い江戸川区役所の中の人
江戸川区は情緒あふれるステキな街。ここで生まれた、ここで育った、ここで暮らした、ここで学んだ、ここで働いた、あらゆる思い出がある人も少なくないはず。でも、なにより命を第一に考えて行動するならば、水害が予想されるときは江戸川区から離れたほうが良いかもしれない。
それにしても江戸川区役所の中の人、「ここにいてはダメです」とハッキリ冊子に書くなんて、逆に区民愛が深いじゃあないか。今回だけは「いてはダメです」って突き放されるから、いいんじゃあないか。
※記事画像は江戸川区の水害ハザードマップより
(執筆者: クドウ@地球食べ歩き)
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