自粛生活で生活リズムが変化した人は多い?不健康な生活になったと感じる人は6割以上!?【2023年アンケート調査】
コロナ禍は、多くの人の生活に変化を生じました。
そして、生活リズムに変化が生じ、不健康な生活を送るようになったという人も多くいるようです。
そこで今回は、AI健康管理アプリ『あすけん』を運営する株式会社askenが行った調査結果をもとに人々にどのような生活の変化があったのかを見ていきましょう。
自粛生活で変わった生活リズム
株式会社askenが今回行ったのは、新型コロナウイルス感染症流行前の2019年以前と比べたコロナ禍以降の生活習慣の変化。
では、どのような変化があったのかをひとつひとつ見ていきましょう。
在宅時間の増減
在宅時間については、コロナ禍前と比べ「増えた」という回答が約7割(「コロナ禍前と比べ、増えた」35.9%+「コロナ禍前と比べ、どちらかと言うと増えた」31.0%)。
座りっぱなしの時間の増減
座りっぱなしの時間の回答も、「増えた」が47.9%と、コロナ禍により日常的に体を動かしカロリーを消費する行動が減ったことがうかがえます。
食生活に変化が生じた人も
次に食生活の変化に関する調査結果を見ていきましょう。
どうやら、食事回数や食事量の増加のほか、間食もまた増加したという回答をした人も多いようです。
食事回数・食事量の増減
食事回数の変化に対する質問には、コロナ禍前より食事回数が「増えた」という回答が28.1%。
1回の食事の量が「増えた」は26.8%となっています。
間食回数・間食の量の増減
間食の回数についても、全体の38.4%が「増えた」と回答しています。
そして、間食の量も「増えた」という回答は34.1%となっています。
「カロリー負債」の意識
ここまでのアンケート調査を見ると、自粛生活の中で在宅時間や座っている時間が増えた人は増加していたようです。
そして食事回数や食事量も増えたうえに、間食の回数や量まで増えた人も一定数いるようです。
つまり、接種したカロリーを消費しきれていない状況にある人も多いようです。
不健康な生活になったという回答は6割以上
自粛生活の中でカロリー消費をできる行動が減り、食事や間食が増えた人が少なくありません。
そのためか「コロナ禍で不健康な生活になった」とする回答は半数以上、61.9%にものぼりました。
(「よくある」12.3 %+「時々ある」25.9%+「たまにある」23.8%)
中でもコロナ禍以降にリモートワークが導入された人は、68.6%と7割近くが不健康な生活になったと感じているという結果となっています。
コロナ禍の生活で、摂取したカロリーを消費しきれないと感じることのあるという回答は70.1%となりました。
(「常に感じている」19.2%+「しばしば感じることがある」24.6%+「たまに感じることがある」26.4%)
「カロリー負債」とは
今回のアンケート調査では、消費しきれなかった摂取カロリーの蓄積を「カロリー負債」と定義。
つまり、消費したカロリーよりも摂取したカロリーが多い状態を表しています。
「カロリー負債」が増えたことを感じる人は約6割
増えた食事回数・食事量に間食の量や回数まで増加した状況。
それに対して、カロリーを消化する機会は減少している。
このカロリー負債の状況について実感を聞くと、「カロリー負債が増加したと思う」という回答は57.3%となりました。
(「増加したと思う」24.0%+「やや増加したと思う」33.3%)
ダイエット志向が高まっている
カロリー負債の増加を実感している回答も増えているからか、この夏はダイエットをしようと考えている人が増えているようです。
詳しくは、こちらの記事をご覧ください。
・夏に向けてダイエットしたい人は9割いる!?その意識の高さはここ数年の急激な生活スタイルの変化に理由が・・【2023年アンケート調査】
調査概要
・調査対象者 :AI健康管理アプリ『あすけん』会員で、今回の定量調査への参加を了承した19,446 人
・有効回答数 :18,420人 (20代~60代、性別を問う設問で男性か女性を選択した人を抽出)
・調 査 手 法:インターネット調査
・調査実施期間:2023年3月31日(金)~ 4月3日(月)
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