ジェームズ・ガンが語る 「ガーディアンズ」シリーズが愛されるのに“何よりも大切なこと”
『アベンジャーズ/エンドゲーム』(19)でアベンジャーズの⼀員として世界を救った、銀河⼀の落ちこぼれチーム《ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー》。シリーズ最新作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』が、大ヒット公開中です。
シリーズ1 作目の『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』以降、約10 年間に渡り世界中で愛されている『ガーディアンズ』シリーズ。多くの愛され要素をもつ⼤人気シリーズとなっているが、シリーズを通して監督を務めるジェームズ・ガンは「キャラクターたちのことを観客に深く愛してもらうことが、何よりも大切なのです」と、シリーズが愛される理由に繋がっている、“⼀番⼤切にしていること”を明かしています。
銀河を舞台に繰り広げられる⼤迫力の“アクション”、思わず笑ってしまうような溢れ出る“ユーモア”、映画を観た後も余韻に浸れる最⾼の“音楽”、そして涙なしでは観られない感動の“ストーリー”など、多くの要素で世界中を魅了し、人気を博してきた『ガーディアンズ』シリーズ。本作はそんなシリーズの最終章であり、⼤切な仲間の命をかけたガーディアンズのラストバトルが、シリーズ史上“最⼤級”のスケールで描かれています。
そんな多くの愛され要素を持つシリーズだが、ジェームズ・ガン監督はこのシリーズにおいて“⼀番⼤切なこと”は<愛されるべきキャラクター>であると断言。監督は、「この映画をパーソナルなものにする必要があることは、ずっと前から分かっていました。このシリーズを作っていて私が学んだのは、観客のみなさんがこのキャラクターたちのことを心から気にかけているという事実です。たとえば、世界が滅びる映画を観ていても、滅びかけている世界のことより、その映画を見ていて気に入ったキャラクターが、奈落の底に落ちることの方が心配になったりするでしょう。一番大切なことは、観客がキャラクターたちのことを深く愛してくれることなんですよ」と話します。
本シリーズには、銀河を荒らしまくるお宝ハンターから、ガーディアンズの頼れるリーダーとなったピーター・クイル、美しき暗殺者で、本作ではサイテーなやつとして戻ってくるガモーラ、事あるごとに毒を吐きまくる銀河⼀凶暴なアライグマ・ロケット、「ボクはグルート」しか話さない木のヒューマノイド・グルート、猪突猛進でパワーがみなぎるドラックスなど、それぞれ個性が炸裂しすぎているくらいのキャラクターが登場する。最初こそバラバラだったものの、これまで銀河の旅を共に続け「アベンジャーズ」シリーズでも共闘してきたチームは、今や世界中で愛される⼤人気チームに。監督が⼤切にしてきたように、多くの愛され要素を持つ本シリーズだが、この個性豊かなキャラクターたちがいたからこそ世界中で愛されるシリーズとなったのです。
そして本作は、そんな《ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー》が⼤切な仲間の命をかけたラストバトルを迎えるシリーズ最終章。ガーディ
アンズの前に最後にして最凶の敵が立ちはだかり、これまで共に銀河を旅してきたロケットが命の危機に。ロケットを救うカギは、未だ明かされていない彼の暗い過去に隠されていた―。先日行われたパリプレミア以降、⼀足先に本作を鑑賞したファンやメディアからは「完璧なエンディング」、「エンドゲーム以来の最⾼傑作!」と⼤絶賛され、世界中で早くも盛り上がりを見せている。果たしてガーディアンズは、ロケットの命、そしてまたも銀河を救うことに成功するのか―。監督がこだわりを持って愛されるべきキャラクターへと仕上げた《ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー》のラストバトルを、是非劇場で見送って!
(C)Marvel Studios 2023
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