異世界の「オーク肉のあつあつトンカツ」を実際に食べてみた結果→ とんでもスキルを使いたくなった

人気作品『とんでもスキルで異世界放浪メシ』(以下とんでもスキル)はライトノベルや漫画、アニメーション作品として絶大な人気を誇る作品。特にアニメーション制作はハイクオリティで定評のあるMAPPAが担当しており人気を博している。

異世界で付与されたネットスーパーのスキル

主人公は異世界に召喚されたものの、召喚時に付与された能力が「ネットスーパー」だったため、魔王討伐には参加せず、一般人として生きる道を選ぶ。ネットスーパーのスキルでイオンからリアル世界のフードを取り寄せつつ、冒険をしていくのだった……。

リアル世界の調味料で異世界食材を調理

そんな『とんでもスキル』には数多くの料理が登場する。主人公は、自身のレシピとイオンから取り寄せたリアル世界の調味料を駆使し、異世界の食材を調理。

主人公はリアル世界の味で魔獣を魅了していくのだが、そこに登場した料理のひとつ『オーク肉のあつあつトンカツ』が食べられると聞いて、実際に食べに行ってみた。

カフェ&ダイニング Chef’s Palette

『とんでもスキル』のオーク肉のあつあつトンカツが食べられるのは、『カフェ&ダイニング Chef’s Palette』(東京都豊島区東池袋3-1-5 サンシャインシティ プリンスホテル1F)。席を事前に予約して出向いた。

ほかにも多数の作品登場料理が食べられる

オーク肉のあつあつトンカツは税込2500円で食べられる。ほかにもレッドボアの生姜焼き(税込2500円)、コカトリスのレモンバター焼き(税込3000円)、ロックバードの照り焼きとオニオンスープ(税込3000円)など、他多数の作品登場料理が食べられる。

厚みのある大ボリュームのとんかつ

オーダーしてから待つこと十数分、テーブルにやってきたのはかなり厚みのある大ボリュームのとんかつ。衣はキレイに整っていて、ほぼ衣崩れはなかった。

店内には女性客が多め

定食なので、ライス、味噌汁、キャベツ、ミニトマト、ソースがセットになっている。ライスはやや少なめな盛りだ。店内には女性客が多かったので、ガッツリ食べる男性向けの量にしていないのかもしれない。

かなり厚い衣

とんかつを箸でつまみ、断面を見てみると、とんかつの衣がかなり厚めであることがわかった。ここまで厚みのあるとんかつの衣は見たことがない。

衣が崩れないように極厚の衣にしている?

おそらく、しっかりと美しい形が保たれるよう、衣が崩れないように極厚の衣にしているのかもしれない。とんかつは揚げるスキルが重要だ。衣の質や揚げる人のスキルにより衣がはがれることがあり、衣のハガレを防ぐには衣を厚くするというのも手だ。しかし、衣を厚くし過ぎるととんかつとしてのおいしさを損ねる場合もある。

このとんかつはソースで食べるのが正解

とんかつはアツアツのうちに食べたい。さっそくソースをたっぷりとかけて衣と豚肉に染み込ませ、ガブリとかじりつく。なるほど、このとんかつはプレーンでも塩でも醤油でもなくソースで食べるのが正解。だからソースしか調味料が付属されていなかったのか。

「とんかつを盛り上げるソース」というより「ソースを盛り上げるとんかつ」という感じ。小麦とソースはバツグンに相性がイイ。厚めの衣は「大量の小麦」ともいえるわけで、ソースの活躍の場として最適。

ソースがたっぷりと染み込んだとんかつをライスに

ソースで衣を食べる。ザクザクしつつも、衣内部はしっとりとしていてパン生地のような食感。豚肉は厚すぎないが薄すぎず、脂身が美味。ソースがたっぷりと染み込んだとんかつをライスに乗せて食べると、衣、ソース、脂身の旨味が炸裂。良き。

厚い衣がオーク肉の良さを引き出してる?

見た目は完全にとんかつ、肉もとんかつ、だけど肉より衣の存在感が強い。でもこれ、オーク肉のとんかつだから、衣を厚くすることによってオーク肉の良さを引き出せるのかもしれない。たぶん。

経験としてオーク肉のトンカツを食べられて楽しかったのは間違いない。

自分でとんかつを揚げたくなってきた

ああ、なんか自分でとんかつを揚げたくなってきた。そういう気持ちにさせるのが『とんでもスキル』の魅力のひとつなのかもしれない。イオンのネットスーパーでお取り寄せするか……。




※記事内のメニュー画像はカフェ&ダイニング Chef’s Paletteサイトより

(執筆者: クドウ@地球食べ歩き)

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