これはチョコ好きにはたまらない宝石箱!素敵なボンボンショコラが日本にやってきた #トーキョーごきげん倶楽部
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定番の質問「好きな食べ物は?」と聞かれたら、何が思い浮かびますか?
isutaエディター・toonaの固定回答は「お寿司、そしてチョコ」。
昔フランスに留学していた頃は、近所のショコラトリーで20ユーロ分のボンボンショコラを購入し、箱いっぱいのチョコを1週間かけてちまちま食べていく楽しみを見出していたほどです。
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思えばその習慣がきっかけで、「アン コムサ(un comme ça =これを1つください)」という表現を覚えました。気になるチョコを1つか2つずつ選んで、店員さんに「アン(ドゥー)コムサ、シルヴプレ」。
そんな思い出もあり、“この2月にパティスリー「セバスチャン・ゴダール」がフランスから日本初上陸を果たす”というニュースを、放っておくわけにはいかなかったのです。
パリからやってきた「セバスチャン・ゴダール」って知ってる?
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「Sébastien Gaudard(セバスチャン・ゴダール)」は、フランス・パリ9区のマルティール通り沿いと1区のチュイルリー公園そばに、計2店舗を構えるパティスリー。
お店を手がけるパティシエ セバスチャン・ゴダールさんは、26歳の若さで「FAUCHON(フォション)」のシェフ・パティシエを務めた実力者です。なんと、あのピエール・エルメ氏の後任だったそう!
その後はパリの老舗百貨店「ボン・マルシェ」でサロン・ド・テをプロデュースし、2011年、ついに自身の名前を掲げた路面店「セバスチャン・ゴダール」をオープン。
FAUCHONもボン・マルシェも、個人的にすごく大好きな場所…。そこにはいつもセバスチャン・ゴダールさんの足跡があったのだと思うと、彼のブランドにも期待せずにいられません!
フランス国外初のオンラインストアを日本に向けてオープン!
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このたび2月に日本でオープンした、セバスチャン・ゴダール公式オンラインストア。フランス国外に向けて販売をおこなうのは、これが初めてのことだといいます。
第1弾として登場したのは、シンプルで穏やかなくちどけの「ボンボンショコラ」。16個入(税込7200円)/32個入(税込1万4200円)/63個入(税込2万8000円)の3タイプが展開されています。
販売は、毎月初めにスタート。1日・2日にメルマガとLINEの登録者限定の先行販売を、3日から一般販売をおこなうシステムです。
ボックスの中にチョコがずらり…このビジュアルがたまらない
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16個入のボックスを開けてみると、四角い小さなチョコレートが整然と並んでいて、息を飲むほどの美しさ!
パズルのように綺麗に収まった姿を眺めていると、これを崩してしまうのがなんだかもったいなく感じられるような…。
お気に入りのフレーバーは『紅茶のガナッシュ』と『ナッツプラリネ』
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ごくごくシンプルな見た目ですが、表面の模様がちょっとずつ違うので、付属のイラストと照らし合わせながらフレーバーを確認します。
私のお気に入りフレーバーは、『ガナッシュ・ノワール・オ・テ・アール・グレイ』。パリッと薄いチョコレートの中に、紅茶風味のなめらかなガナッシュが包まれています。
ひと口食べると、アールグレイならではの柑橘の香りが鼻から抜けていき、うっとりするほどのおいしさ…。濃厚だけれど重くなく、爽やかな余韻が口の中に残ります。
“紅茶フレーバー”というだけで惹かれてしまうタチなので、実はラインナップにこの文字を見つけた時点から、これは最後の楽しみにとっておこう!と決意していました。
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一方で序盤に食べてしまったのを後悔するほど、予想を裏切るおいしさだったのが『プラリネ・クルスティヤン・ノワゼット』と『プラリネ・クルスティヤン・アマンド』。
どちらもナッツプラリネが中に入ったタイプで、“ザクザク”ほどではないものの、ざらりとした舌触りが感じられる、ちょっぴりピーナッツバターのような…。満足感がたっぷりのフレーバーでした。
ホワイトデーギフトにいかが?
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『オランジュ』や『シトロン』などの柑橘系、『ゼピス』と名前のついたスパイス系は好みが分かれるかもしれませんが、基本的にはどれもベーシックな味わいで、どんな人でも食べやすいはず。
これからやってくるホワイトデーのギフトに贈れば、かわいらしいボックスのビジュアルも相まって、喜ばれること間違いなしです!
いつか全種類制覇したい…
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ちなみに日本で販売されるフレーバーは全部で20種類ですが、16個入にはそのうち16種類のみ、32個入には18種類のみが入っているそう。全種類食べてみたいなら、64個入を買う必要があるようです。
64個なんて途方もない数に感じてしまうかもしれないけれど、賞味期限は意外と長いので、思い切って奮発してから毎日少しずつ食べていくのもアリ…?
セバスチャン・ゴダール 公式オンラインストア
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