日産自動車は、電気自動車(以下、EV)の理解促進を目指したオンライン番組「#ぶっちゃけどうなの?」の公開収録ライブを2月10日に実施。お笑いコンビのぺこぱが日産EVをテーマにした「人にも地球にもやさしい漫才」を日産ホールで披露し、現在、日産公式YouTubeでその模様が公開中だ。
日産はぺこぱと共に「#ぶっちゃけどうなの日産リーフ」を2021年7月と2022年2月に配信。ぺこぱならではの“ぶっちゃけ”トークでEVの魅力が伝えられ、松陰寺さんが両親のためにリーフを購入したことでも話題に。視聴者より「意外に充電スポットが多いことがわかった」「EVへの理解が深まった」といった多くの反響があった。その流れを受けて、第3弾では「#ぶっちゃけどうなの日産EV」と称し、2022年12月26日より特設サイトを公開した。
ぺこぱが日産とコラボしたきっかけは、2019年のM-1グランプリ決勝で「ブーン(ガソリン車)じゃなくてスーン(電気自動車)の車が、もう街中にあふれている!」と披露したことが縁だ。EVをテーマとした漫才は3年ぶりとなり、日産の「リーフ」「サクラ」「アリア」EV3車種について改めて本気で学び直したという。
公開収録は、Twitterキャンペーンで当選した50組100名の一般客が参加。「人にも地球にもやさしい漫才」は、シュウペイさんの「日産のEVってすごい可能性を感じるよね」からスタート。その後、松陰寺さんの「日産EVで犯人を問い詰める警察官ってかっこいいんじゃねーか」というつぶやきから、2人で警察官に扮し「アリア」で犯人を追いかけるという展開に。
アリアのシート足元の広さやスムーズな加速力、日産のボイスアシスタント機能やプロパイロット機能などに絡めたネタが次々に披露。コミカルな世界観で表現され、床にダイブするという松陰寺さんの体を張った演技には、会場から爆笑の渦が巻き起こった。
漫才終了後には、「ネタのおもしろさ」「ぺこぱの衣装」などについて来場客へ判定を仰ぐコーナーも。ぺこぱの決め台詞である「悪くないだろう」と書かれた札が用いられた。
アフタートークでは、ぺこぱの師匠として知られるピン芸人のTAIGAさんが登場。EV漫才の制作秘話などが明かされた。「ステージの床が鉄製なので、ダイブした時は正直すごく怖かった」と松陰寺さん。シュウペイさんは「ネタの練習は何回もしたけど、お客さんに披露するのは初めてなのでとても緊張した」と安堵の笑みを浮かべた。
さらに松陰寺さんは真剣な面持ちで「空飛ぶ車は100年後に多分登場していると思う。その時もまたお仕事をさせていただけたら」と日産へさりげなくアプローチ。
さらにEVについての意見が述べられた。
「本当にスーっという静かな走りなので、車内で会話しやすい。充電スポットも道の駅をはじめ、街の至るところで見かけるようになったので、どこでも安心してドライブできると思う」(シュウペイ)
「漫才を通じて、多くの方にEVの魅力を知ってもらえたと感じている。引き続き日産さんに色々な形で協力させていただきたい」(松陰寺さん)
「EVは環境へのやさしさが最大の魅力。ガソリン車より劣っているところがないので、これからの時代はEVが主流になっていくのでは」(TAIGAさん)
ライブの最後には来場客と「悪くないだろう」の札を掲げながら、記念撮影が行われた。この日披露された「人にも地球にもやさしい漫才」は、日産公式YouTubeチャンネルにて公開中だ。
環境の負荷を抑えつつ、快適な乗り心地、滑らかな走りを実現する日産のEV。これからEVの購入を検討している人、ガソリン車からの乗り替えを計画している人はぜひチェックしてみてはいかがだろうか。