東京・大塚に本場中国のガチ中華「焼カモご飯」を食いに行け! 世界飯店

JR大塚駅から歩いて2分、走って1分30秒、超猛烈ダッシュで1分、ワープで0秒、そんな好立地な駅前にある『世界飯店』(東京都豊島区北大塚2-14-8)。ここはなんでもウマイと評判の中華系大衆食堂だが、名物は「焼カモご飯」(1000円)。それ一択。

店内は狭いけど大衆食堂っぽくて良き

店内に入ると、フロア自体は狭いながらもテーブル席とカウンター席が結構多い。一人客の男性が大衆食堂のテーブル席でパソコン開いてネットしているのか中国っぽくて良き(笑)。

メニューには「鴨肉がどれだけ素晴らしい食材か」が書かれている。

ダイエットに良いらしい。そうなんだ。

いろんな料理がある

メニューを開いてみると、けっこう料理のバリエーションがある。これ本当に全部作れるの!? と思っちゃうけど、本当に作れるのだから凄い。料理には番号が書かれているのだけど100以上ある。

間違いなくおいしい焼カモご飯

目的は焼カモご飯。とりあえずそれだけオーダー。正直、世界飯店で焼カモご飯しか食べたことない。ほか食べてない。たまには食べるべきか。人って失敗したくないから、間違いないヤツしかオーダーしなくなるよね。

冒険しなくなる大人ってダメだな! でも間違いなくおいしいから、焼カモご飯。冒険しない(笑)。

1000円の料理とは思えない食材と量

テーブルにやってきた焼カモご飯。初見だと、みんなちょっと驚くっぽい。1000円の料理なのに、1000円の料理に見えないから。

ガッツリと盛られた鴨肉、大盛りのライス、玉子、タレ2種類、そして多めのスープがついて1000円。安い、安すぎる。

塩気をガッツリ染み込ませてから食べる

鴨肉は「骨付き」と「肉のみ」の部分があって、どちらも楽しめる構成。そのまま食べてもいいが、酸味強めの2種類のタレに浸して塩気をガッツリ染み込ませてから食べると絶品。

食べると広がる薫り高さ

この店の鴨肉の魅力、それは皮。ドライに仕上げられた皮にたっぷりタレをなじませ、「ハフムシャッ!」と、むしるように食べる。香ばしい。実に香ばしい。強い旨味だけでなく、食べると広がる薫り高さが良い。

ライス由来の甘味と鴨肉由来の旨味と薫り

タレに浸した鴨肉を食べつつスプーンでライスを食べる。広がるライス由来の甘味と鴨肉由来の旨味と薫り、たまらない。ときどき、気まぐれで卵をかじる。最高。

ちなみに、玉子はタレに浸して食べても美味。黄身にタレを染み込ませるのが、より美味しく食べるコツ。

弾力があってプルプル食感が心地よい鴨肉

皮がいちばん旨味濃度高めだと思うが、身の部分も負けてはいない。弾力があってプルプルした鴨肉の身を食べつつ、「スプーンに乗せたライス」をスープにどっぷりと浸して食べると絶品だ。

価値ある料理・焼カモご飯

それにしても、これ1000円は安すぎるなあ。お店、儲からないんじゃあないかなあ。余計なお世話だと思うけど、もっと値上げしても良いと思ったのは事実。それほど価値ある料理。それが焼カモご飯。オススメだ。

近くには『ぼんご』や『北大塚ラーメン』がある

ちなみに、『世界飯店』の近くにはおにぎりの名店『ぼんご』(東京都豊島区北大塚2-27-5)、伝説のラーメン屋『北大塚ラーメン』(東京都豊島区北大塚1-14-1)がある。


(執筆者: クドウ@地球食べ歩き)

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