『アントマン&ワスプ:クアントマニア』史上最凶最悪のヴィラン“カーン” ジョナサン・メジャースが明かす役作り秘話
マーベル・スタジオ最新作にして最注目作品『アントマン&ワスプ:クアントマニア』が2月17日(金)に劇場公開となります。『エンドゲーム』でアベンジャーズ一丸となって挑むも、苦戦を強いられたヴィランサノスを超えると噂されるほどの強敵であり、『アベンジャーズ:カーン・ダイナスティ(原題)』でアベンジャーズと対峙することが予想される悪役カーンに世界中のファンから注目が集まっていますが、カーンを演じたジョナサン・メジャースは「MCU歴代の悪役を徹底的に研究してカーンにしか出せない恐ろしさを演じた」と語り、“史上最凶の敵”を演じるにあたり徹底した役作りに臨んだことを明かしています。
過去、現在、未来、すべての時間を操る能力を持ち、別のユニバースでは“アベンジャーズ”を殺したというマーベル史上最凶の敵カーに、“普通すぎるヒーロー”アントマンが一家総出で立ち向かう本作。そんな恐るべき脅威カーンを演じたジョナサン・メジャースは、「ロキ、ウルトロン、そしてサノスなどのヴィランズは典型的な悪役です。それに対してカーンは並外れた能力を持ちながら“ただの人間”でもあります。私はカーンが彼らを超える最凶最悪な敵として存在するにはどうすべきか、歴代のヴィランズを徹底的に研究しながらカーンにしか出せない恐ろしさを演じ切りました」と語り、MCUに“最凶の敵”として君臨するカーンを演じる上で、これまでアベンジャーズが対峙してきた数々の強敵たちを研究し、カーンの役作りに落とし込んだことを告白。
MCU作品にとってなくてはならない存在の“悪役”の中には、ファンの間でヒーロー達に引けを取らない人気を博しているキャラクターも数多く存在する。そんなMCUの悪役の中でも、メジャースは“アベンジャーズ”が総力を挙げて立ち向かったそうそうたる面々を研究し、役作りに活かしたという。『アベンジャーズ』(12)で立ちはだかったのは、義兄のソーを何度も裏切り、王になる野望を叶えるため地球へ侵攻してきた悪戯の神ロキ。そして続くのは、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(15)で人口知能を利用して人類を一掃しようとするAIマシンウルトロン。そしてアベンジャーズに最も苦戦を強いたのが、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(18)で全宇宙の生命の半分を消す計画を実行した、力、知能、テクノロジーともに宇宙最強を誇るサノス。
アベンジャーズが集結して壮絶な戦いを繰り広げてきた底知れない強さを見せるヴィランズが名を連ねる中、メジャースにとって彼らを超える“マーベル史上最凶の敵”とされるカーンを演じるプレッシャーは相当なものだったそう。メジャースは、「マーベル史上最強の敵を演じるにあたり、より多くの人が恐怖を抱く存在になりたかったんです。新聞や歴史本を読み漁ったり、友人や家族などさまざまな人に話を聞いたり相談しました。歴代のヴィランズが生まれ持ったパワーで恐怖を脅かすなら、カーンは“人間だからこそ”の内に秘めた恐ろしさを全面的に出すことを意識しながら演じたいと思いました」と語り、今までのアベンジャーズでは見たことがない新しいタイプの悪役であることを宣言しています。
新たなアベンジャーズの始まりの物語となる本作。アベンジャーズ史上“最小”ヒーローが想像を絶する量子世界を舞台に繰り広げる、人類の常識を覆すアクション超大作が遂に始動する!
(C)Marvel Studios 2022
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。