『水ダウ』が快挙! クロちゃん「モンスターラブ」最終話がバラエティ番組でTVer史上最速200万再生突破

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クロちゃんが、『水曜日のダウンタウン』(TBS系)の躍進にまた一役買ったようだ。彼をめぐる人気シリーズ企画「モンスターラブ」の最終話(♯6)が、バラエティ番組部門において、TVer史上最速の200万回再生を記録したというのだ。

同企画は、真実の愛を求めるクロちゃんの前に「クロちゃんが好き」という女性9人が登場。一緒に過ごす中で、ウソをついていると思うメンバーを次々と落としていくというもの。この企画は「裏設定」としてアイドルオーディションも兼ねており、アイドルになりたいという夢をかなえるため、本当はクロちゃんのことが好きではないメンバーも参加しているという、二重構造のコンテンツになっていた。

結果的に残ったのは、ミク(パティシエ見習い)、ミナ(大学生)、そしてリチ(熊本PR大使)という3人。クロちゃんは3人とそれぞれデートの結果、ミクとリチを選ぶ。そして誰がウソをついているかではなく、自分が本当に好きだと思う女性を1人絞り、その彼女の前で交際を申し込んだ。それがリチだった。実は彼女は「ガチのクロちゃん好き」。彼に会いたい一心でこの企画に応募したという「真性」だった。

クロちゃんにはもともと「アイドルとは付き合えない」という信条があった。だが一方、リチはクロちゃんへの想いは変わらず持ち続けてはいたものの、この企画を通してアイドルへの夢が膨らんでしまい、クロちゃんの交際申し込みを一度は涙ながらに断るという衝撃展開。

だが、「両想い」であることが分かったのに付き合えないという残酷な結末にクロちゃんは狼狽しながら、再びリチに泣きついて求愛。その必死の訴えにリチも応じ、晴れてカップルになったことは大いに話題を呼んだ。視聴者は、彼の姿に笑いながらも、愛の切なさに感動する者もいたようだ。

それにしても今回のTVerでの快挙である。YouTubeチャンネルの再生数が伸び悩む中、その対極にあると言われていたテレビがTVerという世界でまた存在感を放つとは、なんたる逆襲劇であろうか。散々オワコン(死語)と叩かれていたが、作り手の意地と気概と発想次第では、テレビはまだまだ大いなる戦闘能力を秘めている。

(執筆者: genkanaketara)

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