世界中で注目の抗老化物質「NMN」とは? 適正価格でサプリメントを提供する「Life Leap(ライフリープ)」プロジェクト発表
バーコードを読み込むだけで食品の健康度をAIが判定する「FoodScore」などのヘルスケアサービス事業を手掛ける株式会社シグナルトークが、AIやアプリを用いたエイジングケア新サービス「Life Leap(ライフリープ)」を発表。12月15日にはリリース記者発表会が実施された。
発表会では、オンライン麻雀ゲーム「Maru-Jan」を手掛けた、シグナルトーク代表取締役の栢孝文氏が登壇。「Life Leap」のサービス発表に際して、医療界はもちろん美容業界でも話題となっている物質「NMN(エヌ・エム・エヌ = ニコチンアミド・モノ・ヌクレオチド)」についての解説がなされていく。
抗老化物質としてにわかに注目を集めつつある「NMN」とは、ハーバード大学や慶應大学などで研究が進められている長寿に関する物質。長寿のみならず若返りすら可能となるかもしれない研究結果が、世界各国から報告されている。そんな夢のような物質「NMN」は、ブロッコリーやアボカドといった緑黄色野菜などにわずかに含まれているが、人体に有効な量はサプリメントなどで摂取する必要がある。
現在も「NMN」はサプリメントとしてさまざまな種類が発売されているものの、栢氏は「(法的に問題がないという根拠によって)有効成分をごまかして表示しているものや、産地偽装の常態化による安全性への疑問がある」と問題を提起。また、「NMN」サプリメントは同じ内容でも商品ごとに価格差が10倍も生じてしまっているなど、一般的に認知・普及する上での課題は山積みとなっている。
そのような状況の中、「Life Leap」では「NMN」サプリメントを、安全性を優先しつつ徹底的な試験に基づく自社によるOEM製造を実施。安全性がクリアできたものを適正価格で市場に販売していくという。
100パーセント国産原料と国産製造にこだわったサプリメントは、月額10万円を超える値段となるも、普及版として月額2万1600円(税込み)のラインアップも用意。
サプリメントの月額販売だけでなく、「NMN」を用いたエイジングケアの総合サービスをアプリで提供する。世界各国の年齢判定AIを組み合わせて、顔を撮影するだけで見た目の年齢を自動測定できるほか、AIカウンセリングで入力された生活習慣などから生体年齢のシミュレーションなどをアプリ上で行える。
発表会では、「Life Leap」プロジェクトに協力した一般社団法人予防医療研究協会会長の苅部淳氏も登壇。美容クリニックでの最新アンチエイジング治療についてのプレゼンテーションも行われた。医師の視点から苅部氏は「外見と内面、そして精神面のトータルバランスを整えることが大事」と語る。
「NMN」の国内市場は2020年で26億円程度、2027年には148億円規模まで増加することが予測されているという。幅広い効能と多様な展開が期待できる「NMN」と、その「NMN」を使用したサプリメントを適正価格で購入・エイジングケアできるサービス「Life Leap」に注目してみてはいかがだろうか。
「Life Leap(ライフリープ)」公式サイト:
https://life-leap.jp/
ウェブサイト: https://getnews.jp/
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