アップル製VRゴーグルに関する噂を総まとめ!2023年早々にも発表か?

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iPhoneやMacBookでおなじみのApple社が自社製のVRゴーグルを開発中と噂されています。今回は、Apple社製VRゴーグルについて現在噂されている情報をまとめて公開します。

アップルはVRについて何も言っていない

結論として、Apple社からはVRゴーグルの発売について何の発表もありません。したがって、2022年12月現在ではApple社製のVRゴーグルに関する情報はすべて噂にすぎないことが前提です。一方でさまざまなテック系メディアでは長らく噂されており、VRゴーグルの発表・発売は公然の秘密扱いともとれる状況でもあります。それらをふまえた上で、現在までに出ている噂や情報をご紹介します。

VR、AR、MRについておさらい

内容をご紹介するまえに、そもそもVR・AR・MRを初めて聞く方もいるでしょう。以下の文章では3つの用語について簡単に解説します。

VRとは 

正式名称は「Virtual Reality」で、仮想現実または人工現実感と訳されます。VRゴーグルを装着することによって、3DCGで作られた空間や撮影された写真や動画の中に没入できます。限りなく実体験に近い体験を得られるのがVRです。ゲームやアーティストのライブ映像などエンターテイメント界で普及したことを皮切りに、今では医療や観光など多岐にわたる分野で普及し始めています。

ARとは

正式名称は「Augmented Reality」で、拡張現実と訳されます。現実世界の風景にデジタル情報を付加することや合成が可能な技術です。ARは専用のデバイスを必要としておらず、お手持ちのスマートフォンやタブレットでも手軽に利用できます。ただし、スマートグラスやARグラスといったデバイスも存在し、用途によってはそれらを装着することで作業効率が上がるといわれています。

MRとは

正式名称は「Mixed Reality」で、複合現実と訳されます。VRとARを組み合わせたもので、現実世界を軸にしながら仮想世界ともつながることが可能です。現実世界の風景にデジタル情報を付加するところまではARと似た技術ですが、そこにVRの技術も加わることで仮想のものを操作したり、複数人と同時にMR空間を体験したりできます。現在は、ARやVRに比べて普及はされていませんが、今後発展していくことが期待されている技術です。

 

アップル製のVRゴーグルのウワサまとめ

VR・AR・MRの解説が終わったところで、改めてApple社製のVRゴーグルについてご紹介します。前提として、あくまで噂であることをご留意ください。

2023年1月に発表

Apple社は、VRゴーグルの発表に向けさまざまな商標の申請・登録を進めています。Apple界隈で有名なアナリストMing-Chi Kuo氏によると、発表は2023年1月と予想されていました。

発売は春ごろ

最新情報によると、2023年3月には量産を開始予定としており、遅くても毎年6月頃に開催されるWWDCまでに発売されるのではないか、との見込みです。

OSの名前はxrOS

2022年1月には、大手総合情報サービスBloombergによるとVRゴーグル開発のコードネームが「Oak」であり、名称を「rOS」と発表されていました。現時点では、子会社を経由し新たな名前で商標登録を進められている情報が上がっており「xrOS」が有力視されています。

価格は28万~42万円程度

高性能な機能を搭載していることで、価格はおよそ2,000〜3,000ドルと高額な金額が予想されています。日本円に換算すると28万〜42万円です(1ドル140円換算)。廉価版の発売はまたその数年後とされています。

ハードは既に完成しており、メタバース的なソフトを開発中

ヘッドセット用OS初期バージョンの開発について、社内では完了しているとの噂もあります。それに合わせて現在Apple社ではメタバースに似た仮想空間も開発中でもあるとされています。

専用の映像コンテンツを開発中

OSの次に必須となるソフトウェアでは、現在ヘッドセット用の映像コンテンツを開発している情報があります。「アイアンマン」やスターウォーズのスピンオフTVドラマ作品で著名な映画監督ジョン・ファヴロー氏をはじめとした、さまざまな人物たちと協力し開発を進めている模様です。

一方でこんなウワサも

Apple社製VRゴーグルの発表・発売も間近であると、期待が高まる一方で以下のような噂も出ています。

発表は2023年後半にずれ込む

前述でも登場したApple界隈で有名なアナリストMing-Chi Kuo氏によると、ソフトウェア関連の問題により遅延が発生しているとして、予想を2023年の7月〜9月としています。また、同氏はこの遅延により出荷台数も下方修正されると予測し、その台数は50万台未満としています。

アップルがVR/MRゴーグルを出すのはしばらく先になる

競合他社と比べて本体の重さがあることやAppleらしいディティールの細やかさに欠けるとして、発表・発売もまだ先としている情報もあります。いずれにせよ、ソフトウェア関連での問題が解決しない限りは様子見なのかもしれません。

真実を確認できるのはそう遠くない

2022年も残りわずかとなり、今回の記事で紹介した日付もそう遠くはない日付となりました。無事ソフトウェア関連の問題も解決され、Apple社製のVRゴーグルは発表・発売されるのか今後の情報にも目が離せません。

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