【今年もこの季節がやってきた!】独断と偏見で選ぶプロ野球新語・流行語大賞2022

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独断と偏見でプロ野球界やファンの間で話題になった新語・流行語大賞を勝手に決めるというもの。2020年、2021年と勝手に開催し、今年で3回目となる。勝手に球界の新語・流行語トップ10を決め、そこから勝手に大賞を決めていく。

今年も佐々木朗希投手が完全試合を達成、村上宗隆選手の3冠、ノーヒットノーラン続出などたくさんの話題があった日本球界。本物の新語・流行語大賞には村上選手の愛称である「村神様」が選ばれるなど、印象的な言葉が多く生まれた。

ということで、勝手に選んだ新語・流行語大賞候補10個を発表!

・BIGBOSS(北海道日本ハムファイターズ/新庄剛志監督)
2年連続ノミネートとなった「BIGBOSS」。就任から多くのメディアに取り上げられ、キャンプインしてからは奇抜な戦術や起用法が話題に。1年を通して「BIGBOSS」という言葉を耳にしなかった野球ファンはいないのでは。

・ビッグウェーブ(阪神タイガース/矢野燿大監督)
開幕直後、歴史的な連敗を重ねてしまったタイガース。開幕18戦目、2勝目を挙げたあとの勝利監督インタビューにて、矢野監督が突然色紙を取り出し、謎の説明を開始。その色紙に書かれていた「ビッグウェーブ」という言葉を矢野監督が度々「ビッグウェーブを起こす」と使用するようになり、スローガンのようになった

・吹田の主婦(オリックス・バファローズ/山崎颯一郎投手)
山崎颯一郎投手の愛称。ファン感謝祭で行われた料理対決の審査員として、上半身裸にピンクエプロンをつけて、“吹田の主婦”という謎の設定の山崎投手が登場。以降ファンの間で愛称として定着した。

・きつねダンス(北海道日本ハムファイターズ/ファイターズガール)
ファイターズのチアガールであるファイターズガールが、今年から試合のイニング間で踊り始めたダンス。相手チームの選手も踊り始めると、球界の垣根を越えて老若男女に愛されるパフォーマンスとなった。

・戦う顔(中日ドラゴンズ/立浪和義監督)
立浪監督が京田陽太選手に対して放った言葉。今季絶不調だった京田選手に対し、立浪監督は当初は擁護して起用し続けたものの、5月のビジター試合中に交代させ名古屋に強制送還。その理由について「戦う顔をしていない」と発言。このフレーズが話題となった。

・たいらげーむ(埼玉西武ライオンズ/平良海馬投手)
今年8月、平良海馬投手が自身のYouTubeチャンネルを立ち上げた。ほぼ毎日のようにゲーム実況配信を行い、10月にはチャンネル登録者5万人を達成した。

・ノーヒットノーラン(佐々木朗希投手ら5名)
今季は佐々木朗希投手(完全試合)、東浜巨投手、今永昇太投手、山本由伸投手、コディ・ポンセ投手と5人の投手がノーヒットノーランを達成。1シーズン達成者5人は82年ぶりで史上最多タイ。やたらとノーヒットノーランを耳にしたファンも多いのでは。

・デスターシャ(横浜DeNAベイスターズ/牧秀悟選手、佐野恵太選手など)
今季から牧秀悟選手、佐野恵太選手らがホームランを打ったあとに行っていたパフォーマンス。元ネタはゲーム実況などで人気の兄弟ユーチューバーサワヤンさんが動画で行う挨拶から。

・劇団獅子(埼玉西武ライオンズ/辻発彦監督など)
試合前のベンチで、今季限りで勇退した辻発彦前監督を選手らがイジるパフォーマンス。
辻前監督は「(山田)遥楓とか柘植が俺の方を向いて必ず帽子を取る。監督アピールが凄いから。で『ちょっとこっち来い、お前らも挨拶しろ』って」と監督退任後に誕生秘話を語っている。

・村神様(東京ヤクルトスワローズ/村上宗隆選手)
本家流行語大賞に選ばれた村上宗隆選手の愛称。シーズン日本人最多ホームラン更新、令和初の3冠王を獲得する大活躍を見せた村上選手を称えてファンの間で呼ばれるようになった。

この中で勝手に選ぶ2022プロ野球新語・流行語大賞は…
きつねダンス(北海道日本ハムファイターズ/ファイターズガール)
です!!!

大みそかの「第73回NHK紅白歌合戦」への出場も決まり、野球ファンのみならず、幅広く浸透した。むしろ本家流行語大賞を獲得してもおかしくなかったほどの勢いがあったのではないだろうか。ファイターズは残念ながら最下位となってしまったが、その中でもファンに明るい話題を提供してくれた。

ファイターズ球団の皆様、ファイターズガールの皆様、おめでとうございます!!!

(Written by 大井川鉄朗)

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