医師が赤ちゃん服に注意喚起か「発育性股関節形成不全のリスクある」

インターネット上で拡散している、赤茶の衣類に関して、日本整形外科学会専門医の おると先生 が注意喚起している。その衣類を着用することで「発育性股関節形成不全」のリスクがあるという。事実ならば、親御さんにとって注目すべき情報だ。

脚の動きを制限する衣類は股関節が外れて育つ可能性か

おると先生は、Twitterの投稿にて、赤ちゃんの全身をくるんで固定するかのような衣類の写真を掲載。目視で確認する限りミノムシのような、カイコの繭のような体勢で保つ衣類のようだが、脚の動きを制限する衣類は股関節が外れて育つ可能性があるという。

<おると先生のTwitterコメント>

「最近このような赤ちゃん用衣類の広告などを見ますが、整形外科的にはアウトすぎる 脚の動きを制限する衣類は、股関節が外れて育つ「発育性股関節形成不全」のリスクです この病気のせいで小さな頃から何度も手術が必要になる子供がいます 子供の将来に関わるので頼むから使わないで」



他の医師も反応「人工股関節になった」

この件に関して整形外科女医の ぴょんそん先生 も「コレの成れの果てがワイや…」と体験談を語っており、「抜釘もどきと滑膜切除を経て右は人工股関節になった」とも語っている。事実であれば、悲劇としか言いようがない。

かかりつけ医や専門家に直接相談

素人にはわからない部分が多いが、わかせないからこそ、医師や専門家の情報は貴重であり有益なものだ。もちろんインターネット上の情報だけで信じるのではなく、かかりつけ医や専門家に直接相談し、判断することは大切だろう。


※冒頭画像はフリー素材サイト『写真AC』より赤ちゃんのイメージ

(執筆者: クドウ@地球食べ歩き)

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