八丈島のトレッキングを楽しむ！秘密の森の音声ガイド「沢の小径」リリース

国内の寺社や美術館、芸術祭などの公式オーディオガイドを制作する「ON THE TRIP」は、七色八丈で「Re：TABI」と共同し、八丈島にまつわる公式オーディオガイド「沢の小径」をリリースした。

“目的を作らない自然との向き合い方”を提案

夏はマリンスポーツや釣りなど、海のアクティビティが人気の高い八丈島だが、トレッキングやハイキングなどを楽しめる山や森の名所もたくさん実在する。

今回は、森の魅力にフォーカスし、“目的を作らない自然との向き合い方”を提案する音声ガイド「沢の小径」が作成された。

「沢の小径」は、八丈島でも立ち入る人の少ない、秘密の森の音声ガイド。中之郷地熱温室「えこ・あぐりまーと」の敷地内にある散策路の沢沿いを40分ほどかけて、ぐるりと歩いて巡っていく。

同ガイドのコンセプトは、“視点を変えるセンス・オブ・ワンダー”。「沢の小径」を歩きながら、森の神秘や不思議さに触れ、普段隠れている感情が広がっていくの感じながら過ごすためのガイドだ。

ガイドを楽しむためのポイントは2つ。ただ歩くだけではなく、「しゃがんで見る」「目を閉じる」という2つの動作を行い、森の中を散策してみて。

木々や花の香り、コケの絨毯を踏みしめる感触、鳥のさえずり、風の音。その視点で「沢の小径」を捉えることで、日常に追われて忘れていた感覚を取り戻す。そうすると、旅を終えて日々の生活へ戻ったとき、新しい何か＝「特別なもの」の正体に気づくかもしれない。

八丈島らしい、自然な森の姿を見ることができる体験型オーディオガイド「沢の小径」。

ガイドを聴きながら、神秘さや不思議さに目を見はる感性に触れながら、散策を楽しんでみては。

(佐藤ゆり)

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