「ミニ四駆じゃん」「これってアリなん?」 NASCAR「壁走り」をフェルナンド・アロンソも称賛
アメリカ最大のストックカーレースシリーズNASCARで、まるでゲームのような「壁走り」を敢行して順位のジャンプアップに成功した動画が話題になっています。
Ross Chastain’s video game move to advance to the Championship 4 | NASCAR(YouTube)
https://www.youtube.com/watch?v=sOY9p5gFa5Q [リンク]
バージニア州のマーティンズビル・スピードウェイで開催されたカップシリーズプレーオフ準決勝。トラックハウス・レーシングのロス・チャスティン選手が、最終ラップのオーバル3コーナーに入ったところから壁にヒットしつつ加速。そのままストレートを駆け抜け、前方の車にぶつかりながらも5位でフィニッシュ! 最終ラップタイムの18秒845はファステストラップを記録しました。
これでフェニックスでのプレーオフ決勝の出場枠を確保したチャスティン選手。レース後のインタビューで「昔、兄弟でゲームキューブの『NASCAR2005』で練習してたからね」と答えています。
全世界のモータースポーツ界に衝撃を与えたチャスティン選手の「ゲーム走り」。F1のワールドチャンピオン経験者で現在はアルピーヌから参戦しているフェルナンド・アロンソ選手(@alo_oficial)も「2022年のモーターレース最高のシーンだ! 俺たちはみんなゲームでダメージを無効にしてやったけれど、現実で見れるとは思わなかったよ!」とツイートしています。
This is the best thing of 2022 in motor racing ! We all did this on video games with damage disable. Never thought this could become reality https://t.co/UOsfyxox7E— Fernando Alonso (@alo_oficial) October 31, 2022
「ミニ四駆じゃん」「『グランツーリスモ』でやったわ」「笑うなっていう方が無理でしょ」という反応が続出していた一方で、「これってアリなん?」「一歩間違えれば多重事故」とそのドライブを危険視する意見も見られたマーティンズビルの衝撃(?)。なお、NASCARの統括サイドは「現時点ではルールの範囲内」と明言していますが、オフシーズンに評価の対象になることも示唆しています。
※画像はYouTubeより
乙女男子。2004年よりブログ『Parsleyの「添え物は添え物らしく」』を運営し、社会・カルチャー・ネット情報など幅広いテーマを縦横無尽に執筆する傍ら、ライターとしても様々なメディアで活動中。好物はホットケーキと女性ファッション誌。
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