クリスチャン・ベール歌の役作りは失敗!? テイラー・スウィフト世界的歌姫の生歌シーンに「鳥肌が立った」と絶賛
アカデミー賞®へのノミネーション数が、『ザ・ファイター』『世界にひとつのプレイブック』『アメリカン・ハッスル』の3作品で25部門にも及ぶ作品を手掛けるデヴィッド・O・ラッセル監督が、満を持して贈る7年ぶりの最新作。クリスチャン・ベール、マーゴット・ロビー、ジョン・デヴィッド・ワシントン、ラミ・マレック、そしてロバート・デ・ニーロら豪華キャストが集結した映画『アムステルダム』が10月28日(金)に公開となります。
本作には日本でも大人気の世界的歌姫テイラー・スウィフトが出演しており、なんと劇中ではクリスチャン・ベールとジョン・デヴィッド・ワシントンとテイラーの3人で歌唱するシーンが描かれています。しかし、撮影現場ではテイラー・スウィフトの歌唱力が高すぎて、クリスチャンとジョンの2人が“音痴すぎる”という理由でラッセル監督からカットがかかってしまうという驚きのハプニングに見舞われていたそう。
グラミー賞に11度輝き、さらにはグラミー賞史上初めて年間最優秀アルバム賞を3度受賞した女性ソロ・アーティストである世界的歌姫テイラー・スウィフト。本作で演じるのは、高名な将軍である父の死に疑問を抱き、医師のバート(クリスチャン・ベール)と弁護士のハロルド(ジョン・デヴィッド・ワシントン)に検死を依頼する美しき娘リズ・ミーキンズ。物語の“キーパーソン”とも言えるキャラクターであり、バートとハロルドはリズと出会ったことである殺人事件の容疑者となり、世界の歴史上、最も衝撃的な陰謀に巻き込まれてしまいます。
劇中ではクリスチャン・ベールとジョン・デヴィッド・ワシントンと一緒に歌うシーンがあり、クリスチャンとジョンは歌唱シーンの撮影日は朝からずっと歌い喉の調子を整えていたそう。しかしいざ撮影が始まると、クリスチャンは緊張のあまり歌詞も忘れ、音程も外すという事態に見舞われ、ラッセル監督からテイラーだけで歌うようにカットがかかってしまいます。
クリスチャンは当時の撮影について「僕とジョンとテイラーで歌うシーンがあったから、その日は一日中朝から練習していたんだ。それなのに、カメラが回ったら歌詞を忘れて、音程も外してしまい大変だったよ。見かねた監督が『じゃあ今回のテイクは静かにしていよう。テイラーだけが歌ってみて』って言ったんだ(笑)」と振り返り、オスカー俳優で何でも完璧にこなすクリスチャンの可愛らしい一面にほっこりするハプニングだったよう。
さらにクリスチャン・ベールの17歳の娘エメリンがテイラー・スウィフトのファンだったそうで「僕の娘が小さい頃、テイラーの歌をたくさん歌っていたんだ。だから撮影中はテイラーの曲が頭の中で再生されていたよ。彼女の声は本当に美しく素晴らしいので、隣に立っているだけで本当に鳥肌がたったんだ」とテイラーの歌声を絶賛。ハリウッドの豪華キャストたちとともに魅せるテイラーの演技だけでなく、劇中でテイラーが披露する美しい歌唱シーンにもぜひ注目を。
本作はクリスチャン・ベール演じる楽観主義な医師バート、ジョン・デヴィット・ワシントン演じるしっかり者の弁護士ハロルドと負けん気が強い女性ヴァレリーの親友3人組が物語の主人公。しかし3人はひょんなことから殺人事件の容疑者となってしまう。そこで頼ることになるのが退役軍人に影響力を持つ元軍人ギルだが、彼は敵なのか味方なのか―?殺人の濡れ衣を晴らすためにとんでもない<ヤバい作戦>を思いつく3人だが、世界の歴史を変えてしまうほどの衝撃的な陰謀に巻き込まれていく―。超豪華なアンサンブルで史実とフィクションを融合させた、ありえないけど“ほぼ実話”の愛と友情のクライム・ストーリーはどんな結末を迎えるのか? 映画館でお楽しみを!
『アムステルダム』2022年10月28日(金) 全国ロードショー
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