「いろんな意味でやべぇ」「根っこが黒い」 自分の欲望のため解毒方法を悩むヒーラーさんのマンガが闇かわいい

『ゲーセン少女と異文化交流』(ドラゴンコミックスエイジ)を連載中の安原宏和先生(@peace_maki02)が、Twitterなどでマンガ『ヒーラーさんの様子がおかしい』を公開。「愛が重い」「根っこが黒い」「生殺与奪の権利を握られている」とさまざまな反応が集まり話題となっています。

モンスターの毒にやれられてしまった冒険者。「す…すまない…解毒を…頼めるか…」と息も絶え絶えにヒーラーさんにお願いすると、「は…はい!」と心なしか嬉しそうな返事。

「ですが…困りましたね…」と言い出すヒーラーさん。「え…!? も…もしかして解毒魔法を…まだ習得してないとか…?」と青ざめる冒険者に「いえ!それは修めているのですが…」と眉を下げて、何とも言えない不穏な表情に。

「すぐに解毒魔法(アンチドート)をかけてしまうのと…、毒で受けたダメージを定期的に回復(ヒール)するの…、どちらが私の心が満たされるのかなぁ…と考えておりまして」と真剣に悩むヒーラーさん。「早く解毒しろォ!!」と叫ぶ冒険者。気持ちは分かりますが、怒る気力があるならばいろいろ大丈夫でしょう! たぶん……。

ほかの人に回復魔法かけられたことに嫉妬したり、薬草を使うことを「浮気」と言ったり、ヤバめの食材で昼食を作ったり、可愛らしい顔をして冒険者を振り回しまくっているヒーラーさん。

安原先生によると、「『ゲーセン少女と異文化交流』以外で何か作品をTwitterで発表したいな〜と思うところから始まっていて、『ゲーセン少女』とネタが被らないものにしたかったので、ファンタジーを題材にした作品になりました!」といい、「キャラも『ゲーセン少女』では出ないような表情や性格の子にしたかったので、こんな感じになりました!」と話します。

「いろんな意味でやべぇ」「こわすぎる」「かなりめんどくせぇ」という反応のほか、「自分の欲求に素直」「闇が深くて可愛い」といった声も続出していたこのヒーラーさん。安原先生は「思った以上に反応が頂けたことが嬉しかったです! やっぱり皆ゲームが好きなんだな〜と思うような感想が多くて面白いです」と寄せられたコメントを楽しんでいる様子でした。

2022年7月8日に第4巻が刊行された『ゲーセン少女と異文化交流』。ゲームセンターでバイト中の大学生・草壁蓮司と、英国少女のリリーの交換日記を通しての交流が微笑ましいのですが、最新刊ではリリーの体育祭や文化祭などの学校生活が描かれているので、こちらも注目です。

※画像はTwitterより
https://twitter.com/peace_maki02 [リンク]

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ふじいりょう

乙女男子。2004年よりブログ『Parsleyの「添え物は添え物らしく」』を運営し、社会・カルチャー・ネット情報など幅広いテーマを縦横無尽に執筆する傍ら、ライターとしても様々なメディアで活動中。好物はホットケーキと女性ファッション誌。

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